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ペトロブラス関連事件、ジウマ大統領とアエシオ・ネーヴィス議員の捜査は見送りに

アエシオネーヴィス

(3月)3日に連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官が連邦最高裁に送ったラヴァ・ジャット作戦の報告書の中で、昨年の大統領選を最後まで争ったジウマ大統領(労働者党・PT)とアエシオ・ネーヴェス(ネーヴィス)上院議員(民主社会党・PSDB)に関する捜査の見送りが依頼されていたと、4日付伯字紙が報じている。

ジャノー長官は3日提出の報告で、28件の容疑で54人に対する捜査開始の依頼を行うと同時に、7件の捜査見送り申請も行っている。

ジウマ大統領の名前は昨年10月の「ヴェージャ」誌が、ペトロロンの主犯格の闇ブローカー、アルベルト(アウベルト)・ユセフ被告が、「(ルーラ前大統領と共に)ペトロブラス内での汚職横行を知っていた」と供述したと報じた。だが、連邦検察官らは、憲法86条の「任期中の大統領はその職務遂行に関与しない不審事への責任を問われない」を尊重したという。

ユセフ被告はアエシオ氏に関しても「カルドーゾ政権(1995~02年)末期に、Furnas(中央電力公団)に影響力を持っていると聞いた」と語っており、姉を通じて同公団から賄賂を受け取ったとの疑惑が囁かれていたが、問題の時期が古い上、ペトロブラス関連の汚職とは関係がないため、捜査見送りの対象に入ったようだ。

この話を受けアエシオ上議は「(捜査見送りは)光栄だ」と語り、「連邦政府が野党を捜査に引き込もうとするのはむなしいことだ」と政府を批判した。

一方、上下両院議長が疑惑リスト入りしたことがザヴァスキ判事の捜査許可が下りる前に早々と発覚したことを連邦政府のせいだとしている連邦議会は、政府に対する対立姿勢を強めている。

3日には上院議長が、社会保険院への納付金の納付比率引き上げに関する暫定令(MP)の差し戻しや予算案審議の繰り延べなどの反抗を見せたが、4日には下院でも、「議会には400人ほどのたかり屋がいる」と発言したシジ・ゴメス教育相の呼び出しを決めた他、連邦最高裁判事の定年を70歳から75歳に引き上げる法案の1回目の投票も行い、賛成多数を得た。これが正式に通過すれば、ジウマ大統領は任期中に5人分の判事の任命が出来なくなる。

一方、ジウマ大統領は4日、連立与党の上下院のリーダーたちを集め、連邦政府の主要閣僚と共に財政調整のための種々の暫定令を承認することの重要性を強く訴えたが、その反応は冷ややかだったという。

ザヴァスキ判事の捜査開始の許可は今週中に出る見込みで、疑惑の政治家名はそれと同時に明らかになる模様だ。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Moreira Mariz/Agência Senado)

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