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環境保護団体が私有地内の公園保全を訴えダンスや音楽で抗議

アウグスタ公園デモ

(3月)4日朝、軍警機動隊はサンパウロ市中央部のアウグスタ公園を1月から占拠していた環境保護団体を強制立ち退きさせたと5日付伯字紙が報じている。

環境団体はフェルナンド・ハダジ(アダジ)サンパウロ市長(労働者党・PT)に対し、建設会社のセチン社とシレラ社の私有地にあるアウグスタ公園を正式な公営公園として整備するよう求めている。

セチン、シレラの両社はサンパウロ市中央部コンソラソン区アウグスタ街に面した同地に三つのビルを建設する計画があり、1月には、同市歴史・文化・環境遺産保存審議会(Conpresp)の認可も出ている。

抗議団体は同公園に1月初旬に侵入し、テントを張って24時間体制での警戒と文化活動を主催し、市に無言の圧力をかけていた。

500人の活動家は強制退去が予定されていた4日未明に集合し、警察の到着を待ち構えていた。そのうち約200人ほどは、午前6時ごろも同公園に残っていた。幾人かは眠っていたが、残りの活動家たちは楽器を鳴らし、歌っていた。

アウグスタ公園デモ

午前6時半、裁判所の職員が到着し、明け渡しを命じると、活動家の大半は当局が金銭的なものだけに関心を持っていると嘆きつつ従ったが、5人は公園内にある樹齢100年のイチジクの木に登り、抵抗を続けた。

機動隊が7時20分ごろ現場に着くと、騒乱となり、25歳の女性が脚に軽傷を負った。軍警は、木を包囲する間、別の活動家の園内への立ち入りを禁じた。木の上で抵抗を続けた活動家たちは、カラフルな服や花柄のガウンを着て、ピンクの横断幕を肩に担いでいた。消防隊も軍警支援のため出動した。捕獲作戦は朝9時まで続いた。

公園から放逐された活動家たちはハダジ(アダジ)サンパウロ市長と交渉すべく市役所まで行進したが、同グループとハダジ(アダジ)市長との面会は実現しなかった。

同公園の不法占拠は終わり、土地は建設会社に戻されたが、公園のゴタゴタは終結していない。

サンパウロ州検察はこの土地の所有者が1986年に交わした合意事項が守られていないとして、建設会社のタワー建設計画を阻止しようとしている。未公表だが、サンパウロ市は7千万レアルで土地を買い取り、公立公園とする意向とも伝えられている。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Fernanda Carvalho/Fotos Públicas)

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