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サンパウロ名物の交通渋滞、逸失利益は1日約21億円!

サンパウロの渋滞

日本も大都市や大型連休には渋滞がつきものだが、ブラジル・サンパウロ市では交通渋滞が日常茶飯事だ。

TVグローボが3月6日、ニュース番組「ボンジーア・ブラジル」で伝えたところによると、サンパウロ・カトリック大学経済学教授のラヂスラウ・ドウボール氏が、交通渋滞を含む待ち時間にかかる逸失利益額を算出したという。

サンパウロ市は日本の大都市と同様、バス乗り場、定期券売り場、映画・コンサート・美術館のチケット売り場、役所、銀行窓口などあらゆる場所でかなり待たされる。

ドウボール教授の試算では、サンパウロ市内で待ち時間にかかる一人あたり1時間の原価は約5レアル(約220円)だという。計算式は下記の通り。

市内年間国内総生産額 約5千億レアル(約21兆円)÷市内総人口1120万人
=一人あたり国内総生産額 4千4百万レアル(約19億円)

一人あたり国内総生産額4千4百万レアル÷1年の時間数8760時間
=一人1時間あたり原価5レアル(約220円) 

統計ではサンパウロ市内で交通渋滞により活動が制限されている時間は一人あたり平均2時間40分とのことだ。市内の労働人口660万人のうち、400万人近くが通勤に何らかの車両を使っている前提では、交通渋滞による一日の逸失利益は5千万レアルに上る。

渋滞に巻き込まれた人たちが失っているのは金銭的利益だけではない。よりよい生活をする機会も失われている。

2時間40分あれば何をするか、という質問にドライバーたちはこう答える。

「勉強をしたいね」、「ジムに行って体を動かしたい」、「体を休めてリラックスしたい」。

(文/余田庸子、写真/Oswaldo Corneti/Fotos Públicas)
写真はサンパウロ市、渋滞で名高い(1?)幹線道路5月23日通り、2014年5月20日の様子

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