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ジウマ大統領、汚職問題の徹底追及を明言。抗議デモの声を受けて

ジウマ大統領

(3月)15日にブラジル全国で巻き起こった大規模デモを受けてジウマ(・ルセフ)大統領は翌16日、「汚職はわが国の根深い問題で誰もその影響を逃れられない」と表明した。

これは、ラヴァ・ジャット作戦(により事件)への関与が疑われているエドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)が、「汚職は立法権(議会)でなく、行政権(政府)の問題だ」と発言したことへの返答だった。

会見の中でジウマ大統領は「対話」「謙虚さ」という言葉を繰り返し使い、自らに投票した人もしなかった人も平等に統治するとし、第一期政権での失政も認めたと17日付伯字各紙が報じている。

大統領は3・15デモのショックをかみ締めるかのように普段と違った月曜を過ごし、午前中に副大統領や10人の閣僚との会議を開催。改定民事訴訟法承認式典後の記者会見の場は、デモ参加者からの批判などに答える場に変わった。

昨年の選挙期間中の甘言と財政調整案が矢継ぎ早に繰り出される現状との違いについての釈明を求められると、「状況が悪いほど良いという考えは受け入れ難い。政権を責めるのは後にして、現状改善のためにやらなくてはならないことをやるべきだ」と語った。

ジウマ大統領は、少数ながら「軍政復帰」を唱えるグループが現われたことや、大統領罷免が叫ばれたことについて、「わが国においては二度と、どんな意見であろうと、例え現政権批判であろうと、街頭でそれを表現して身の安全がおびやかされるようなことはない」と明言した。

大統領は三権の独立と調和、街頭での大衆デモや選挙は民主主義成熟の証とし、「ブラジルは偏見や暴力、クーデターなどへの抗体ができている」「民主主義の成熟は汚職防止への鍵だと信じる」とも語った。

会見の内容はテレビ放送でも流れたが、サンパウロ市、リオ市、ブラジリア市、ベロ・オリゾンテ市などでは再び「パネラッソ」(鍋叩き)で抗議する市民の姿が見られた。

15日のデモ主催者らは、4月12日に次の抗議行動を計画している。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/José Cruz/Agência Brasil)
写真は3月16日、ブラジリア。改定民事訴訟法承認式典後の記者会見で答えるジウマ大統領

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