TVグローボが4月で開局50周年。記念番組、続々と放送

2015年 03月 23日

ファンタスチコ

日本では2014年にテレビ東京が開局50周年を迎え(当時は「日本科学技術振興財団テレビ局」、その後「東京12チャンネル」を経て「テレビ東京」)、さまざまな記念番組が制作されている。

ブラジルでは今年、2015年に開局50周年を迎える。TVグローボの開局は1965年4月26日。さまざまな記念番組がこの春から続々と放送される予定だ。

1973年から続く長寿番組となった報道バラエティ番組「ファンタスチコ」でも、開局50周年記念の特別番組を放送する。

現在はタデウ・シュミジが司会を務めている「ファンタスチコ」では、著名人から一般の人々まで、さまざまな人々の人生を紹介してきた。

今回放送される特別番組では女優のパウラ・オリヴェイラが司会を務め、6話完結で放送する。番組ではテレビの歴史に重要な役割を占めてきたコスチュームデザインにスポットをあてる。

ブラジル中から集められたプロフェッショナルのコスチュームデザイナーたちが、毎回、番組に招かれたスペシャルゲストによって与えられた課題に沿って、コスチュームを制作。コンペティション方式で競い合うというもの。

舞台はリオにあるTVグローボのスタジオ。これでもかというくらいに用意されたいろんな種類の生地やアクセサリーの中から素材を選び、衣裳制作のプロフェッショナル達が四苦八苦しながらコスチューム制作に取り組む様子を、テレビ業界の裏方の著名人たちを中心に、辛口トークを交えながら、コンペティションを進めていく。

出演するコスチュームデザイナーはハファエウ・シャオウイッシ(パラナ州のカロージェラス地区)、メリッサ・マイア(マナウス市)、カシオ・カイアッツオ(サルバドール市)、ユリ・ヤマモト(フォルタレーザ市)、カミーラ・バビカ(サンパウロ市)、ハファエウ・デベイ(サンパウロ市)。

日本では3月23日(月)から6回に渡りグローボ・インターナショナルにて放送される。IPCTV(グローボ・インターナショナル)の視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで)。

(文/加藤元庸、写真/Globo/Sergio Zalis)
写真左から第一回に出演する女優のジュリアーナ・パイス、モデルを務めるグラジ・マサフェラ、司会のパオラ・オリヴェイラ