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リオ五輪まであと500日。間に合うか競技場建設

建設中のオリンピック公園

(3月)24日に五輪開幕まであと500日となったリオ市だが、環境保護区に建設中のゴルフ場への反対運動や、ヨット競技の行われるグアナバラ湾の浄化など、開幕までに解決するべき課題がまだ多く、メダル獲得数上位10位以内に入るという目標もある。

南米初の五輪開催の準備状況や競技力の展望を24日付伯字各紙が報じている。

ヨット競技会場のグアナバラ湾に流れる下水の80%を五輪までに取り除くという目標は09年に出されたが、未だに半分も達成されておらず、同湾に流れ込む水で浄化処理がされている水は35%にすぎない。

14年に始まった湾に浮かぶゴミの回収計画も今年2月に予算不足で中断されたが、カルロス・アルトゥール・ヌズマン・ブラジル五輪委員会(COB)委員長は、「過去の五輪でも水質問題はあった。リオ州はかなり浄化を進めてきたし、昨年8月のプレ・イベント時も不満は出なかった。条件は皆同じ、実力、準備、コンディションが一番勝ったものが勝つ」と楽観とも詭弁ともとれる発言を繰り返すばかりだ。

112年ぶりに五輪に復帰したゴルフ競技も、リオ五輪開催にあたっての悩みの種の一つとなっている。リオ市が自然環境保護区の一部をゴルフ場建設用地に決め、高層建築なども認めたため、リオ州検察が建設中断を求める訴訟を起こしているからだ。

リオ市では、五輪向けに170億レアル規模の公共交通への設備投資計画がある。最大の投資対象はイパネマ区とバラ(バーハ)・ダ・チジュッカ区を結ぶ16キロに及ぶ地下鉄の延伸工事だが、伯国設計院(IAB)はリオ市郊外を走る鉄道の駅を整備し、地上を走る地下鉄にする方がよほど重要でコストも安いとしている。

競技面に目を移すと、ブラジル五輪委員会(COB)は10年にリオ五輪で獲得メダル数上位10位に入るという目標を掲げている。そのためには30個程度のメダル獲得が条件だが、ブラジルの過去3大会でのメダル獲得数は10個、15個、17個にとどまっている。

COBは、男女階級別で19個のメダル獲得のチャンスがある柔道をはじめ、およそ10種目にメダル獲得の可能性があると見ている。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Tomaz Silva/Agência Brasil)
写真は3月24日、リオ市西部バーハ・ダ・チジュッカに建設中のオリンピック公園

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