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アマゾンの森林伐採は前年比200%の増加

アマゾン森林伐採

TVグローボが3月21日、番組「ジョルナウ・ナシオナウ」で伝えたところによると、パラー州ベレンのNGO団体イマゾン(Imazon)の調査ではこの1年で法定アマゾンの森林伐採が前年比200%増という速度で進んでいるという。

イマゾンは法定アマゾンの森林伐採の状況を20年以上監視しているNGOだ。

法定アマゾンとは、ブラジル政府がアマゾン地域における自然保護を目的に定めた行政地域。アクリ州、アマパー州、アマゾナス州、パラー州、ホンドニア州、ホライーマ州、トカンチンス州、マットグロッソ州、マラニョン州の9州にまたがり、500万平方キロメートルに及ぶ。

今週発表された調査結果によると、2014年8月から2015年2月までに消失した法定アマゾンの原生林は1700k㎡。その広さはサンパウロ市1つ分以上で、前年同期比と比較すると215%の増加だという。

イマゾンによれば、森林伐採の半分は牧畜業を営む個人によって引き起こされているという。この傾向が特に顕著なのがマットグロッソ州だ。パラー州では不法占拠した公用地で森林伐採が起こっている。ホンドニア州では、複数の環境保護団体によると、農業用に明け渡すため森林が伐採されているという。

直近7か月間で森林伐採が進んだのはマットグロッソ州(35%)、パラー州(25%)、ホンドニア州(20%)の順となっている。

イマゾンの衛星写真を見るだけでも上記3州で10ヘクタール以上の森林がなくなっていると専門家も指摘する。実際の森林消失はそれ以上の可能性も高い。

環境省はイマゾンの調査結果は公式なものでないため、この森林伐採に関するデータについてはコメントしない、としている。

(文/余田庸子、写真/Reprodução/Jornal Nacional/TV Globo)
各州で森林伐採の背景も異なる。TVグローボのニュース番組「ジョルナウ・ナシオナウ」はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで)

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