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ブラジルの通勤・通学事情。743万人以上が都市間をまたいで通勤・通学

ヴィラ・ガウヴァォンバスターミナル

ブラジル地理統計院(IBGE)が2010年の国勢調査の結果を基に発表したところによると、ブラジルでは743万3千人が自らの住む市とは別の市で働いたり勉強したりしており、都市をまたぐ移動を強いられていることが分かった。

ブラジル最大の2都市間人口移動は、サンパウロ市~グアルーリョス市間の14万6千人で、2番目はリオ州サンゴンサロ市とニテロイ市の12万人だ。

サンパウロ市とグアルーリョス市を繋ぐバスは、地下鉄1号線のアルメリア駅からだけでも1日に48本出ている。研修生のパトリシア・ヴィアナさん(19)は生まれも育ちもグアルーリョス市だが、今では友人と共に毎日サンパウロ市に通っている。「グアルーリョス市内に住んで働く友達はほとんどいない」と語る。

秘書のシェイラ・パストールさん(41)は毎日サンゴンサロ市からニテロイ市に通っており、2人の兄弟もバスで1時間半かける同じ経路を通勤している。「サンゴンサロ市で生まれ育った。ニテロイの物価は高いから引っ越す気はない」と語る。

ブラジル南東部には複数の市にまたがる生活圏を持つ人がいる市が多く、これらの市の人口は南東部の総人口の72%及んでいる。IBGE調査員のマウリシオ・シウバ氏はこの傾向を「南東部は他の地方より経済活動が盛んなため、人の行き来も多くなる」と説明した。

リオ・デ・ジャネイロ連邦大学の地理学者、クラウジオ・エグレル氏は「大都市に人口が集中するのはもはや世界的な傾向で、公共政策を複数の自治体が共同して決定することの重要性が増している。孤立した都市はもはや無力だ」と述べた。

日常的に複数の都市の間を移動する740万人の内、79%にあたる580万人の移動の理由は通勤だ。通学のみの人は15.5%の110万人、通勤と通学の両方という人も5.4%の40万8千人いる。

州都を含まない2都市間移動で最大の人口が動くのはサンパウロ州サントアンドレ市とサンベルナルド市の間で、6万9700人が動く。これらの都市間では、自治体間の共同統治姿勢が求められる。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Edson Lopes Jr/A2 FOTOGRAFIA)
写真はサンパウロ市グアルーリョス、首都圏都市交通公社(EMTU)のヴィラ・ガウヴァォン・バスターミナル

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