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サンパウロの住宅街にヘリコプターが墜落。アウキミン州知事の子息が事故死

トマス・アウキミン

TVグローボが4月3日(金)、番組「ボンジーア・ブラジル」で伝えたところによると、2日午後、計5名を乗せたヘリコプターが大サンパウロ圏内の住宅地で墜落したという。

ヘリコプターが墜落したのは2日午後5時過ぎで、かなりのスピードで落ちていくところがカラピクイーバ地区の路上監視カメラから撮影されていた。

ヘリコプターは離陸直後に墜落したが、機体は整備を済ませたばかりだったという。

墜落現場は住宅地だったものの、建設中の家の上だったため住人はおらず、けが人は出なかった。

墜落したヘリコプターに搭乗していたのは、サンパウロ州知事の末息子、トマス・アウキミン氏と4人の乗務員だった。

3日早朝3時ごろ、トマス氏の遺体はサンパウロ市モルンビーのアウベルト・アインシュタイン病院で警察から家族へ引き渡され、4時半から通夜が行われた。

同乗していた4名の遺体もほどなく遺族へ引き渡された。

トマス・アウキミン氏のヘリコプターが墜落

トマス氏と同乗していた4人は以下のとおり。パイロットのカルロス・アロウド・エスケルド・ゴンサウヴェス氏、整備士のパウロ・エンヒッキ・モラエス氏。この二人はヘリコプターを所有している会社、セリパトリの社員だ。他の二人は事故機が離陸したヘリポートを所有するエリパッキ社の整備士エリッキ・マルチーニョ氏とレアンドロ・ソウザ氏だ。

トマス氏はパイロット資格を持ち、2年間プロとして操縦していたこともある。2日、予定していたヘリコプターの整備がまだ終わっていなかったため、同じくパイロットの資格を持った友人からの提案で、予定を変更し別の機体に乗り込み墜落した。

機体は2010年ヨーロッパで製造された「ユーロコプター E.C.155 B1」で、セリパトリ社が所有していた。累計飛行時間は約600時間だった。機体にはモーターが2つ装備されており、乗務員を含め15人収容可能な、最も安全な機種の一つとされているものだった。

事故の詳しい原因は航空事故調査・防止センターが現在調査中とのことだ。

ジウマ大統領は事故で亡くなった5人の遺族・友人にお悔やみのメッセージを送ったという。

トマス氏の埋葬は3日17時より、アウキミン一族の出身地であるピンダモニャンガーバ市墓地で行われた。トマス氏は31歳で、9歳と生まれたばかりの娘がいた。

(文/余田庸子、写真/Reprodução/Bom Dia Brasil/TV Globo、Lucas Lacaz Ruiz/AgoraVale(トマス・アウキミン氏の葬儀))
写真上はヘリコプターの墜落現場、「ボンジーア・ブラジル」より。TVグローボのニュース番組「ボンジーア・ブラジル」はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで)。写真下はトマス氏の葬儀。中央がアウキミン州知事

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