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ムーディーズ、ブラジル企業5社の格下げ可能性を示唆。ペトロブラス贈収賄事件の汚職摘発捜査も影響か

オーデブレヒ社 格下げ

世界有数の格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが4月21日に投資格付を引き下げる可能性のある企業のリストを発表し、ブラジル企業5社が投機的水準のBaに転落する可能性のあるグループ入りしたと22日付伯字紙が報じた。

ムーディーズの格付はAaa以下、Aa1、Aa2の様にアルファベットと数字で表記され、Baa3までは投資適格とされるが、Ba1~3、B1~3、Caa1~3、Ca、Cは投資不適格と判断される、

ブラジルではペトロブラス社の格付が、2月17日にスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の格付でBB、同24日にムーディーズの格付でBa2と、どちらも投機的水準に引き下げられた。

ムーディーズのリストでは2014年12月の時点で、ブラスケン、エレトロパウロ、サンパウロ州水道公社の3社が投資適格ぎりぎりのBaa3でかつ見直しの危険ありとされていた。

今回は更に、建設大手のOdebrecht オーデブレヒチ(オデブレヒト)と電力関係のAESチエテ、EDPグループ(Bandeirante Energia バンデイランチ・エネルジア、Escelsa エスセウザ、 Energest エネルジェスチ)の5社が格下げの危険のある企業の仲間入りした。

格下げの危険のあるブラジル企業数はロシア以上で、米国と並んで世界一だ。格下げの危険がある企業の34%はラテンアメリカが占めており、企業数で上回る北米の31%以上となった。

格付見直しの最大の理由はブラジル経済の低迷だが、インフレ昂進や電力業界への補助停止といった経済政策の変化、インフラ部門の諸問題の他、連邦警察のラヴァ・ジャット作戦による汚職摘発とそれに伴う損失なども影響している。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Beatriz Pasqualino/Radioagência Nacional)
写真は2014年5月8日、サンパウロにある建設会社オーデブレヒチの事務所。この日、ワールドカップブラジル大会でスタジアム建設を請け負った同社に、同大会への巨額の支出に抗議する人々が押し寄せ抗議を行った

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