リオグランジドスウ州リーグ決勝でも取り入れられた、両チームサポーターの混合エリア「トルシーダ・ミスタ」

2015年 04月 28日

グレナウ戦

4月26日(日)にカンピオナート・ガウーショ(リオグランデ・ド・スール(リオグランジドスウ)州リーグ)の様子を見にグレミオの本拠地アレーナに行ってきました。

この日、クラッシコと言われるリオグランデ・ド・スール州の最大2チームのグレミオVSインテルナシオナウの試合があったからです。試合ぎりぎりに到着、しかし入場券はすでに売り切れの満員御礼でした。

私はコリンチャンスのサポーターなので、今回の両チームの試合の勝敗には関係なく、ただクラシッコ”グレ・ナウ”(両チームによる対戦の愛称)の持つ熱気を感じたい一心で、スタジアムに足を運びました。中に入れなかったのは残念ですけど。売り切れとはやっぱしクラシッコは凄い。

グレナウ戦

仕方なく、スタジアムの外にあるバールで地元の皆さんとテレビ観戦。グレミオのホームということもあって周囲はグレミスタばかりで路上販売グッズもホームチームのモノばかり、インテルの”イの字”も見当たりませんでした。

御覧の通り観客席はグレミオのサポーターで真っ青。しかしテレビカメラ側にはちゃんとインテルのサポーター席もありました。

今回注目したいのは、その専用サポーター席以外に、トルシーダ・ミスタ(両チームのミックス席)があったことです(次ページへつづく)。

(文、写真下/土居 清光エミリオ、記事提供/土居 清光エミリオFacebook、写真上/Lucas Uebel/Grêmio FBPA)
※土居清光エミリオFacebookではさらに多くの写真も紹介しています

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著者紹介

土居清光エミリオ Emilio Kiyomitsu Doi

土居清光エミリオ Emilio Kiyomitsu Doi
神奈川県横浜市生まれの浜っ子。7歳のときに、父が描いた夢と共に家族でブラジルに移民。約1か月の船旅でサンパウロに上陸、以降11年間サンパウロで生活を送る。その後、一度日本に帰国するも、多感な思春期の頃を過ごしたブラジルでの生活が忘れられず、再移住を決意。現在、念願の永住権を取得してガウーショに囲まれながらリオグランジドスウ州で生活中。

Facebookでブラジルのさまざまなことを紹介中( https://www.facebook.com/kiyomitsuemilio.doi )。
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