パウリスタ大通りに新しいショッピングセンターがオープン

2015年 05月 5日

ショッピング・シダージ・サンパウロ

4月30日(木)、サンパウロ市のパウリスタ大通り、サンパウロ美術館(MASP)近くに新しいショッピングセンター、「ショッピング・シダージ・サンパウロ」がオープンした。

「BM&F ボベスパ」によると、同ショッピングセンターはCYRE COM-CCP (CCPR-NM)が運営する7カ所目のショッピングセンターとのこと。

多くのショッピングセンター同様、ファッション、美容、文具などのショップ、グルメからB級までの飲食店、劇場や映画館などを収容しているが、ホームページによると、サンパウロが持っている多様性と壮大さをひとつの施設の中に集約する、というのがコンセプトとのこと。

ショッピング・シダージ・サンパウロ

オープンから5日経った5月4日(月)の時点で、入店することが決定しているもののまだ空いていないお店が多い。とはいえ昼食時には近隣のオフィスで働く人たちで、レストランやフードコートは賑わっている。

「オスクレン」、「カヴァレーロ」などお馴染みのファッションブランドをはじめ、シューズブランドの「アナカプリ」や「メリッサ」、ナイトウェアブランドの「アニーアニー」、子供服の「チッピトッピ」、バッグの「セスチーニ」、合衆国のカフェ「スターバックス」、チョコレートショップ「ショコラッチス・ブラジル・カカウ」、自然食ショップの「ゴー・ナトゥラウ」、スイスのプレミアムチョコレート・ショップ「リンツ」、ロクシタンのブラジル限定版専門ショップ「ロクシタン・ブラジル」、化粧品や石鹸でおなじみの「グラナード」などがすでにオープンしている。

フロアは5つあり、最終的には全170店が入る予定。内、メガショップが4店、レストランが8店、ファストフードが17店になるとのこと。

住所はアヴェニーダ・パウリスタ1230番(フィエスピ文化センターの斜め向かい辺り)。最寄りの地下鉄駅はトリアノン・マスピ。

「ロクシタン・ブラジル」や「グラナード」などは、界隈に暮らす日本人駐在員家族に「日本へのお土産が近所で買いやすくなった」と好評だ。日本人旅行者にとっても重宝する場所となりそうだ。

(写真・文/麻生雅人)