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ロータリークラブ国際大会、6月にサンパウロで開催

ロータリークラブ

世界各地から1万6千人のロータリアン(ロータリーの会員)が一堂に集う「ロータリー国際大会」が、6月日から4日間、サンパウロ市北部サンタナ区のアニェンビー国際展示場で開かれる。

今年で106回目となるロータリー国際大会。本会議、シンポジウム、研究会など多彩なプログラムでロータリアン同士の情報交換や親睦を促し、組織の活性化と発展を図る。

日本からは現在約880人が参加を予定。日系会員の多いリベルダーデ・ロータリークラブでは、大会を契機にクラブ同士の友好関係を深めるべく、岩手県の陸前高田クラブの歓迎会を企画するなど準備を進めている。

41人の会員の半数を日本人と日系人が占めるリベルダーデ・ロータリークラブ。東日本大震災の折はアクリマソン・クラブと共に、陸前高田クラブを通して同地ブラスバンドに5千米ドルの寄付を行ったが、顔を合わせての交流は今回が初。

リベルダーデ・ロータリークラブの元会長吉川卓志さんは「8日夜にニッケイパラセ・ホテルで歓迎会を開くので、その際に今後の交流の方向性を探りたい。留学生の交換や、一緒に施設を援助するといったような話がまとまれば」と期待を込める。

疎遠になったクラブとの繋がりも再興したい考えだ。阿部義光名誉会員は「昔は湯河原、江南、東大阪東とも友好関係にあったがリーマン・ショック後は日本が、ブラジルも今は不景気になって交流が自然消滅した。大会を機に復活すれば」と望んでいる。

大会では、コスタリカ元大統領でノーベル平和賞受賞者のオスカル・アリアス・サンチェス氏や「世界平和度指数」を発案したオーストラリアの企業家スティーブ・キレリア氏ら、ロータリーのリーダーや各分野の著名人が本会議で講演を行う。

そのほかにも、分科会や「第7回世界水サミット」「平和シンポジウム」など様々なプログラムが準備されている。

また、ホスト組織委員会による行事として、有名指揮者ジョアン・カルロス・マルチンスとサンバ団体「ヴァイヴァイ」の合同コンサートなどが予定されている。

国際ロータリーは1905年、米シカゴの青年弁護士ポール・ハリスが創設した社会奉仕団体。200以上の国と地域に120万人以上の会員がおり、その単位クラブであるロータリークラブが各地域で奉仕活動や寄付行為、友好事業等を実施している。

ブラジルの会員数は5万6千人(2381クラブ、38地区)で世界5位。2012-13年度は財団への寄付額で世界9番目(約500万米ドル)となった。若手の交流も盛んで、青少年交換学生は毎年1500人以上に上る。国際大会の開催地となるのは3度目。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Ayrton Vignola/Skaf 15)
写真はサンパウロ市のロータリークラブ。講演を行っているのは2014年のサンパウロ州知事選挙候補のひとりパウロ・スカフィ議員

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