ブラジルのシンクロナイズドスイミング美人双子選手が来日

東京辰巳国際水泳場で開催された第91回日本選手権水泳競技大会に参加するため、ベアトリスとブランカ、シンクロナイズドスイミングの双子美人姉妹が来日した。

両選手が出場したのは5月1日（金）～4日（月）まで開催されたシンクロ部門。JAPAN SYNCHRO CHAMPIONSHIPS OPENにブラジルチームとして参加した。

ベアトリス・フェレスとブランカ・フェレスの姉妹は本国ブラジルでは有名人。TVグローボの報道バラエティ番組「ファンタスチコ」にも出演している。

二人が宿泊していた晴海のホテルから近い晴海トリトンスクエアに買い物にきていた際にも東京在住のブラジル人に呼び止められていた。

今回の大会でブラジル代表は、2日にテクニカルルーティン：チーム（2位）とテクニカルルーティーン（ルイーザ・ボルジェスとマリア・エドゥアルダ・ミクッチ、2位）。3日にはフリーコンビネーション（2位）と健闘した。

また個々の選手ではシンチア・クルースが活躍。テクニカルルーティン：チームのエクスキューション部門（3位）、テクニカルルーティン：デュエットのインプレッション部門（5位）、フリーコンビネーションのディフィカルティ（難易度）部門（4位）、フリールーティーン・ソロのエクスキューション部門（5位）、フリールーティーン・チームのエクスキューション部門（1位）と好成績を残した。

ブラジルのシンクロは5年前からは考えられないくらいの成長ぶりだ。世界のランキングの中でも、中国、カナダ、ロシア、スペイン、メキシコ、ウクライナ、アメリカ、イギリス、日本らと肩を並べているのだ。

次回、ブラジル代表が出場する大会はロシア・カザンでの第16回世界水泳選手権となるが、日本を含めた世界の上位チームとどれだけ戦えるか、二人の活躍に期待したい。

（文／加藤元庸、写真提供／IPC Digital）
写真はトリトンスクエアをたずねたベアトリス・フェレスとブランカ・フェレスの両選手