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ブラジルで聖体祭。”砂”で描かれたカーペットが各町を彩る

聖体祭

TVグローボが6月4日、番組「ジョルナウ・オージ」で伝えたところによると、この日、カトリックの伝統的な行事、聖体祭(Corpus Christi)がブラジル各地でとり行われたという。

サンパウロ州中央部に位置するマタゥン市では全国でも最も伝統的とされる方法で聖体祭が祝われた。

メインイベントである行進の準備のため、夜明け前から9時間かけて約800人の有志が、教会から街までの道に色とりどりの砂で飾ったカーペットを作った。カーペットを作るのに使った砂は約70トン、カーペットの全長は1200メートル。

行進は午後4時に始まった。行進は教会の神父を先頭に、聖職者、一般市民の順に続く。その行進を見るために同市には7万人の観光客が訪れたという。

聖体祭

リオの旧市街でも市民が夜明け前から多くの市民がカーペットづくりにいそしんだ。カーペットはメトロポリターナ・ド・リオ教会のカテドラルの祭壇から始まり、町に向けた道に敷き詰められた。長さは約250メートルに及んだ。

カーペットのデザインは基本的にイエス・キリストや精霊をたたえる内容となっているが、それぞれのパーツで各人が趣向を凝らして作っている。リオでも午後4時に行進が始まり、教会から町に向かって進んでいった。

聖体祭

同じリオのサゥン・ゴンサーロ地区でも夜明け前からカーペットづくりが始まった。1.5キロのカーペットは昼前には完成し、行進を待つばかりの状態になった。

カーペットで使われる素材は砂やおがくずが大半だが、中には色を付けた小石、砂糖、コーヒーの粉、植物の葉、そして天使を描いたコーナーでは天使の頭髪に丸くまいたパスタも使われたりもする。

その他の町、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンチや同州サバラー市では、伝統的な石畳の上にカーペットが作られている。サバラー市はブラジルでも歴史的な街並みが保存されていることで有名だが、ここでは200年以上この伝統行事が続いている。

カーペットづくりも行進への参加も今では有志参加だが、この日が初めて祝日に認定された16世紀ごろは強制で、参加しないと刑罰の対象になっていたと言われている。

(文/余田庸子、写真/Tânia Rêgo/Agência Brasil)
写真は6月4日、聖体祭名物の路上カーペット。リオデジャネイロ、メトロポリターナ・ド・リオ教会のカテドラル前

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