国際色豊かな文化が一堂に。サンパウロで第20回移民祭開催

2015年 06月 14日

第20回移民祭

南米で最も国際的な都市サンパウロで6月14日(日)から第20回移民祭がはじまった。サンパウロ州政府が広報している。

この3日間、来場者は国際的な文化に接することができる。ドイツ、クロアチア、イラク、モザンビーク、シリア、トルコなど各国の郷土料理を伝統的なレシピで味わうこともできる。

例えば、バジアと呼ばれるモザンビーク流のボリーニョ・ジ・フェイジョン、イタリアのバジルを使ったパスタ料理モッツァレラのソフィオリ、じゃがいもをベーコンや玉ねぎを使ったパスタ風の料理ガルシキなる料理が食べられる、とのこと。

また料理だけでなく民族の文化として重要な各国のダンスなども披露される。キューバ、アイルランド、カーボヴェルジ、パラグアイ、ギリシャ、ボリヴィア、マデイラ島、ロシアの文化ワークショップも行われるそうだ。加えて、各国の民芸品も販売される。

20ª Festa do Imigrante 第20回移民祭
開催日時:6月14日、20日、21日の10時~17時
会場:移民博物館(サンパウロ市モオカ、ヴィスコンジ通り1316番)
入場料:6ヘアイス
問い合わせ: (11) 2692-1866
www.museudaimigracao.org.br

(文/麻生雅人、写真/Chris Ceneviva/GESP)
写真は2014年に開催された第19回移民祭