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ブラジル、サンパウロで寿司ロボット、始動

寿司ロボット

日本人が初めてブラジルに到着してから100年が経過し、日本文化はサンパウロの一部として溶け込んでいる。

中でも健康的なイメージで日本食は、サンパウロの市民生活にすっかり定着しているようだ。

TVグローボが6月14日、番組「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」で報じたところによると、サンパウロ市の元獣医、グスターヴォ・ドミンゲスさんが開いたテイクアウト用寿司店「ショイ・スシ(Shoy Sushi)」で寿司ロボットが本格的に稼働しているという。

ショイ・スシで提供している寿司はすべて機械で製造しており、機械は1時間に2000個の製造能力を持つ。

事業主のグスターヴォさんの獣医から飲食業への転身は早かった。思い立ってすぐに日本製の機械を購入し、テイクアウト寿司店を開業した。

グスターヴォさんは2008年にイギリスへ旅行した時、テイクアウト式寿司屋というビジネスモデルを初めて知ったという。手早く食べられるようパッケージされた寿司を客が自分で選んで買い求める形式に将来性を感じ、開業を決めた。

機械の輸入代理店、南米貿易のタカノリ・タミグシさんによると、日本では労働コストが高いため早い段階で寿司の製造が機械化されて、今ではすしロボットは特に珍しくはないという。一方ブラジルで稼働している機械の数はまだまだ少ないのだという。

グスターヴォさんの店では機械が握り包装した状態の寿司を売り場に並べている。客はお盆を持って売り場に行き、自分の好みのものを選んでレジに持っていく仕組みだ。グスターヴォさんいわく、この店が客を集めている最大の理由は値段の設定にあるという。価格帯は1.3レアル(約52円)から3.3レアル(約132円)で、この店で一番高いものが通常の日本食レストランの最低価格帯の商品にあたるという。

寿司ロボット

店の常連客は言う。

「自分たちの職場は30分くらいしか休憩時間がないから、この店のように早く買えてさっと食べられる店はありがたいです」

「やはり価格は魅力です。サンパウロだとランチで40-45レアル(約1600-1800円)くらいは当たり前ですが、ここだと12レアル(約480円)くらいの値段でより健康的なものが食べられます」

店の常連客のほとんどはこの店で販売している寿司が機械で作られていることは知らなかった。

「急には信じられないけど、機械が作っているとわかっても美味しいし、むしろもっと興味がわいてきたよ」

グスターヴォさんの投資額は40万レアル(約1600万円)。ほぼすべてを機械の購入代金に充てた。現在の月商は約8万レアル(約320万円)だという。

SHOY SUSHI
Contato: Gustavo Henrique Domingues
Rua Clodomiro Amazonas, 79 – Vila Nova Conceição
São Paulo – SP, CEP: 04537-010
Telefone: (11) 3078-1288
Site: http://shoy.com.br/
Email: atendimento@shoy.com.br

(文/余田庸子、写真/Reprodução/Pequenas Empresas & Grandes Negócios/TV Globo)
写真は「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」より、寿司ロボットと製造された寿司。TVグローボのニュース番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで

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