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サンパウロのチエテ川で、汚染された河川の泡、住宅地に迫る

チエテ川汚染の泡

サンパウロ州ピラポラ・ド・ボン・ジェーズス市に住む住民が、チエテ川に浮かぶ汚染で生じた泡の増加に頭を悩ませていると、現地メディア「G1」などが6月23日づけで報じている。

もはや川だとは判別しがたいこの光景、降水量の少ない冬の時期に、洗剤などによる生活排水による川の汚染濃度が上がり、泡の大量発生を引き起こしているのだという。泡は数年前から報告されている。

風により、いくつかの泡の塊は道路にまで侵入してしまっており、地域に住む人々は、乾燥する日には泡が舞って、衣服や床、車にまでくっつくと文句を言っている。

この現象は、川のダム下方2キロメートルで起きている。

チエテ川が市の中心部を横切り、水力発電所のダム放水路を通る際、水がかき混ぜられ泡が生成されてしまうようだ。

人口1万6千人のこの町にはボン・ジェーズス聖堂があり、年間60万人もの巡礼者が訪れるが、泡と汚染により悪臭や鼻のかゆみ、焼けるような目の痛みを訴える観光客たちが後を絶たないという。

環境大臣は、サンタナ·ヂ·パルナイーバ、サウト、ピラポラ・ド・ボン・ジーズスという3都市にわたるチエテ川でたびたび発生する泡は、低い水流と、家庭用洗剤の分解を妨げる未処理排水の存在が主に関係していると述べている。

また政府機関によると、自治体や政府から委託された処理施設による家庭下水の収集、除去、処理、最終処分を含む適切な下水システムの導入の実現が、この問題の主な解決のカギになるという。

※写真は次ページ以降にも掲載しています。

(文/柳田あや、写真/Rafael Pacheco (22/06/2015))
写真は6月22日、ピラポラ・ド・ボン・ジェーズス市。汚染による泡が増量したチエテ川

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