7月2日、バイーアで“もうひとつの”独立記念祭、開催される

2015年 07月 3日

バイーアの独立記念日

「この日は人種、勇気、バイーアの人の自由を求める心にとっても象徴的な日です。そしてこの場所は、バイーアだけでなく、ブラジルの独立にとっての震源地です」(フイ・コスタ知事)

「私たちは、バイーアの独立の想い出を祝うことを忘れることはできません。これはブラジルの独立の基礎となった決定的な事件でした。今日、私たちは民主的で自由な法治国家を手にしています。しかしこれはプロセスを踏んで得たもので、その基礎は7月2日にあります」(ACMネト市長)

ACM市長は、新しい世代に歴史を伝える役割を果たす祭の重要性についても語った。

「若い世代は歴史を学ぶ必要があります。そのことで、この国が民主化するまでにどのくらいの人が闘いに身を投じたのかを知ることができます」(ACMネト市長)

フイ・コスタ知事は聖像を掲げた行列にも参加した。行列はジョアンナ・アンジェリカ、マリカ・キテーリア、マリア・フェリッパ、そして独立に命を賭けた全てのひとに捧げられた。

(文/麻生雅人、写真/Manu Dias/GOVBA)