ゴウ航空が増資を発表、ボベスパ指数を15%上げる

2015年 07月 15日

ゴウ航空

7月13日(月)、ボベスパ(サンパウロ証券取引所)でゴウ航空の優先株(PN)が値上りして、結果的に6月に下がった株価が回復したことになるという。

増資と債務保証に関する米デルタ航空の支援が株価の上昇に反映されたことになるという。経済ニュースメディア「オ・グローボ」、「エコノミコ・ヴァロール」(7月13日づけ)が伝えている。

ゴウ航空の優先株は6.98ヘアイス(レアル)から最高7.10ヘアイス(レアル)まで、15.37%値上がりした。ただしこれは7月の最高値ではなく、今月1日には7.12ヘアイス(レアル)だったという。ニューヨークではADR株価は2.20USドルで、15.18%の値上がりだった。

この調整の一部で、ゴウ航空の支配株主であるコンスタンチーノ家は9000万USドルを投じ、デルタ航空は優先株式に関して最大で5600万USドルを投じるという。デルタ航空はまた、最大で3億USドルの貸し付けに対し補償するという。

(写真・文/麻生雅人)