ブラジルには、社会的な問題を保守的に考える人が多い!?

2015年 07月 25日

マリファナ自由化パレード

ブラジル人の多くは、社会的な問題に関して、より保守的な意見を選ぶ傾向がある!?

“よくあるテーマ”としてあがるさまざまな社会問題、対立するふたつの意見がある場合など、ブラジル人はどちらを選ぶのか!?

ブラジルの研究機関である「ハローリサーチ」、アメリカ合衆国の研究所である「ピューリサーチセンター」による最新の研究から、現地メディア「エザミ」が7つの問題について結果を発表した。

1.「マリファナの合法化に同意しない」・・・47%

ブラジル人ほぼ半数の人々が、マリファナの合法化を支持していないようだ。特に45歳以上の人々と中西部の地域の人々のあいだで、反対意見が多かったという。合法化に賛成したのは5分の1。12%がこの問題に無関心と回答した。

コカインやクラッキ(クラック)といった薬物の非犯罪化にいたっては、57%が<完全に反対する>と回答している。

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(文/柳田あや、写真/Oswaldo Corneti/Fotos Públicas)
写真は2015年5月23日、サンパウロのパウリスタ大通りで行われたマリファナ自由化を訴えるマリファナマーチ