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サンタテレーザの路面電車、乗客を乗せてのテスト運転開始

ボンヂ

乗客が死亡する事故を起こし、運行を停止していたリオデジャネイロ市サンタテレーザ地区の名物である路面電車「ボンヂ」。

今週月曜日の7月27日、ついに乗客を乗せてのテスト走行が行われたと、「オ・グローボ」など現地メディアが報じている。

テストでは、全ルート10kmのうちの900メートルの区間を走行。プレオペレーションと呼ばれる期間中は、運賃はかからないという。リオ州交通局(SETRANS)によると、テスト走行は11時から16時のあいだに20分間隔で行われ、32人まで乗ることが可能だという。

4年前、6名が死亡し50人以上が負傷したボンヂの事故。この悲劇が記憶から消えることはないというサンタテレーザ住人協会(AMAST)の会長ジャキス・シュワルスタイン氏は、運行を再開してもオープニング式典は行わないだろうと「ボンジーア・リオ」取材班に語った。

「我々は自分自身をだますことはできません。サンタテレーザの復元はまだ始まったばかり。多くの困難を抱えていますし、ボンヂが戻ってきたと言うには程遠い状況です。はっきりとは分かりませんが、1年、2年は必要とするでしょう。完成する確信もありません」(ジャキス・シュワルスタイン・サンタテレーザ住人協会会長)

新しいボンヂでは、車内や横に取り付けてある踏み台に立つことは禁止され、乗り降りは停留所でのみ、交通局の職員が乗客案内のために2ヶ所に配置されるという。

ボンヂは今月7日に、ラパ地区のカリオカ水道橋を通るカリオカ駅とジョアキン・ムリチーニョ駅の間、路線の内の900メートルの区間をテスト運行。乗客は乗せずにブレーキの動作確認を行い、合格している。

路線を完成させるには、シウヴェストリ – ラルゴダスネーヴェス間、全10kmの長さで合格する必要がある。

本来であれば、2014年のワールドカップ前には完成しているはずだったが、いくつかの遅延に見舞われているボンヂの路線、完成への道のりはまだまだ遠そうだ。

輸送システムが遅れていることに加え、サンタテレーザ周辺の工事現場は住民に多くの不便を引き起こしている。リオ州交通局(SETRANS)は、いまだに完成日を決定していないという。

(文/柳田あや、写真/Henrique Freire/GERJ)
7月27日、サンタレーザの路面電車が乗客を乗せての試験走行を行った

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