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地面を掘って地球の反対側にあるブラジルを目指すバカゲー!?
「ザ・ブラジル オラッ! ほりんちゅ(掘人)」 

「ザ・ブラジル オラッ! ほりんちゅ

子供の頃に「自分の家の裏庭を掘り続けたらブラジルに行けるぞ」と言われ、信じて掘ってみた経験がある人はいるだろうか?

ここに、そんな話題をネタにゲームにしてしまった猛者がいた。ハッピーミール社の関純治さんだ。彼がコツコツ作りあげたゲームアプリは、ただシャベルで穴を掘ってブラジルを目指すという、バカゲーである。

関さんが「ザ・ブラジル オラッ! ほりんちゅ(掘人)」を作ろうと思ったキッカケは、5、6年前に「解りやすいゲーム」を作りたかったからだという。題材となったブラジルに、特に思い入れがあったわけではないそうだ。

このアプリが開発された当時は、もはやスマホ用のアプリに多くのプログラマーや企業が参入して競争も激しくなっていて、アプリで一攫千金、という時代はもはや過ぎ去っていたという。

にもかかわらず、関さんのゲームはじわじわと人気を高めていき、リニューアル版の制作に着手する。ところがリメイク版が完成したのは、2014年のワールドカップブラジル大会終了後。ブラジル関連のマーケットに携わる者ならチャンスを逸したと考えるかもしれないが、関さんの頭の中には、ブラジルブームのことなどこれっぽちもなかったそうだ。ブラジルについて知っていることは? と積算に尋ねると、「一般の方と同じレベルです」という答えが返って来た。

そして実際に「ザ・ブラジル オラッ! ほりんちゅ(掘人)」は、その単純極まりないゲームの魅力に憑りつかれた人たちの間でまたしてもじわじわと話題を集めていった。操作方法も実に簡単で、タップと長押しによる方向転換だけでドンドン地球を掘り進んでいく、というもの。マグマなどにぶつかると死んでしまう。このゲームは現在、iPhoneのApp storeで「ブラジル」という単語で検索すれば、上位に出てくる。

実際に遊んでみると、ポルトガル語で「レッツゴー」を意味する「ヴァーモス」で始まり、途中ではブラジルのポップスを彷彿とさせる音楽も流れてくる。筆者はまだゴールまでたどり着いていないが、ゴールまで行きつくとサンバっぽいリズムが流れるらしい。

ゴールは227通りが用意してあるという。それぞれのゴール地は、外務省のデータを元に、実際の国土面積や位置関係など地理情報を考慮して設定してあるので、掘り進めば地球のどこかには到着する、という設定。ブラジルに辿りつけずに適当なところに着いてしまっても、それはそれで楽しめるし、そもそも、ブラジルを目指さなくても構わない。

ネット上では“バカゲー”と呼ばれている「ザ・ブラジル オラッ! ほりんちゅ(掘人)」、もちろん関さんは褒め言葉として受け止めている。今後も「前向きにフックのある、解りやすいゲームを作っていきたい」と言う。

「リアルな世界ではない、バカさを楽しんでもらえると嬉しく思います」(関さん)

現在、制作中だという次回作はインドをテーマにしたゲームとのこと。次回の東京ゲームショーで発表する予定だ。

関さんの運営するハッピーミール(http://bonusstage.net/)は、アメリカ合衆国にある世界的なコンテンツ制作会社と同名ではあるが、同社とは関係はないそうだ。デジタルコンテンツの企画・開発及び運営を中心に行っているほか、フライヤー、ノベルティ制作などプロモーション素材の企画開発も行っているという。

「ザ・ブラジル オラッ! ほりんちゅ」

http://bonusstage.net/brazil/

(文/加藤元庸、写真提供/ハッピーミール)

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