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ハイカイなど日本文化にも造詣が深かった詩人パウロ・レミンスキーの特別展、開催へ

パウロ・レミンスキー

パラナ州クリチーバ市の工業都市地区にある「パウロ・レミンスキー読書の家」(クリチーバ市文化財団)で、同市が生んだ詩人パウロ・レミンスキーの誕生日を祝う催しが行われる。クリチーバ市が広報している。

1944年8月24日生まれのレミンスキーは、生きていれば今年(2015年)、71歳。記念企画は、誕生日である8月24日(月)から29日(金)まで開催される予定。

レミンスキーは詩、散文、エッセイ、伝記、翻訳など多岐にわたる作品を残した。多言語に精通、俳諧(ハイカイ)など、日本語や日本文化に造詣が深かったことでも知られている。1966~1970年ごろにはクリチーバ市の講道館で柔道を学び、同市代表選手として試合にも出ている。また、1983年には芭蕉の伝記を出版している。

企画展のプログラムでは読書会やコンサートなどが予定されているほか、音楽、写真、映像により、詩人の宇宙観を多角的に紹介する。レミンスキーはMPBやロックの歌詞でも活躍、モライス・モレイラ、イタマール・アスンプサォンなどと数々の曲を残した。

読書会の進行は、レアンドロ・トポロウィッツ、イゴール・ダラクアが担当。彼らによって選定された「クリチーバ、40のクリック」、「私たちの中の戦争」、「全詩作集」といった書籍によって行われる。

「私たちはレミンスキーのあらゆる側面をすこしづつ探っていきます」(レアンドロ・トポロウィッツ)

パウロ・レミンスキーは1989年に他界したが、今なおブラジル文学界のひとつの指針として評価されている。

最終日8月29日(土)11時からは、クリチーバ市で活動するトリオ、アケーリス・トレス(ハファエラ・カルヴァーリョ、イゴール・ダラクア、ジョアン・モライス)がパウロ・レミンスキーが手掛けた曲を演奏する。

(文/麻生雅人、写真/Carlos Macaxeira)

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