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日清食品、ブラジルでの即席めん合併会社を連結子会社化へ。味の素は持ち分を譲渡

日清ミョージョー ブラジルのラーメン

日清食品ホールディングが8月27日(木)、味の素とのブラジルにおける合弁会社である日清味の素アリメントスに関し、味の素が保有する対象会社持分の取得を目的とした持分譲渡契約の締結を決議したと発表した。

一方、味の素も同日、ブラジルにおける日清食品ホールディングスとの即席麺合弁会社の全持分を日清食品ホールディングスへ譲渡する契約を結んだと発表した。

これにより、即席麺合弁会社に対する日清食品ホールディングの持分は、50%(持分法適用関連会社)から100%となり、即席麺会社は日清食品ホールディングの連結子会社となる見込み。

日清食品ホールディングは米州、中国(香港含む)、アジア、EMEA において海外事業の成長・拡大に注力しており、うち米州地域の北中米エリアでは、主に米国、メキシコにおいて新商品の開発・販売、マーケティング活動の強化を行う等、様々な成長施策を講じているという。

南米エリアのブラジルにおいては、日清・味の素アリメントスを通じて即席麺事業を展開してきたが、両社の戦略的再配置を協議する中で、今後は日清食品ホールディングがブラジルにおける拠点会社を引き継ぐことで双方合意に至ったという。

日清味の素アリメントスの源流となったミョージョーアリメントス社は1965年に設立され、その後、1972年に味の素が資本参加、1975年に日清食品が資本参加して、味の素社と日清の合弁事業となった。その後、日清味の素アリメントスは、味の素が販売・マーケティングを担当、日清食品ホールディングが開発・生産を行い、順調に業績を拡大し、現在ではブラジルにおいて約65%のトップシェアの即席麺メーカーとなっている。

日清食品ホールディングによると、ブラジルは、南米最大の人口を有し、1年間に約24 億食(世界ラーメン協会調べ)の即席麺需要があり、同社にとって海外事業における最重要地域のひとつだという。

味の素は、日清食品ホールディングからの持ち分譲渡提案を受けて、「NISSIN Miojio(ニッシン・ミョージョー)」ブランドを掲げて展開している日清味の素アリメントスの事業を継続するよりも、”味の素ブランド”育成を目指す企業戦略に基づき、ブラジルにおいては調味料他の事業領域に経営資源を集中することが良策と判断した結果、今回の譲渡決定への運びとなったという。

日清は本件取引完了後、ブラジルへのサポート・支援体制を充実させることで、ブラジルにおける即席麺会社の事業のさらなる成長を促進し、同国における事業基盤の強化に努めるとのこと。

本件契約締結日は2015年8月27日で、持分取得の予定日は2015年10月30日。ただし本件取引は、ブラジル当局による独占禁止法に係る認可及び持分取得に必要な諸手続等を完了した後に実施するため、これらに変更・遅延が生じた場合には、上記持分取得日(予定)は変更となる可能性があるという。

(写真・文/麻生雅人)
ブラジルにおける「ニッシン・ミョージョー」ブランドの即席めん。日清食品ホールディングスと味の素のブラジルにおける合弁会社、日清味の素アリメントスの創設50周年記念パッケージが並んでいる

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