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ブラジル政府、2016年度財政収支の赤字を予測。レアル安も進行、1USドル=3.68レアルを記録

2016年度予算案

対ブラジル・レアル(ヘアウ)のUSドルがまた値上がりしている。8月31日(月)、1USドルは2.77%の値上がりとなる3,6845レアル(ヘアイス)まで高値をつけたと現地メディア「G1」や「ヴェージャ」(同日づけ)などが伝えている。

この数字は、2002年12月16日に記録された3,7000レアル(ヘアイス)に次ぐ、USドルの高値だという。

レアル安は、先週、8月25日(火)に3.60レアルを記録していた。

同日、ブラジル政府が、2016年度予算の財政収支が赤字となる見通しであると公表したことも、レアル安を推し進めた要因だと「ヴェージャ」は記している。31日の終値は1USドルが3,6271レアル(ヘアイス)で、USドルが1,17%高値をつけた形となった。8月のUSドルの値上がりは5.91%で、2003年12月以来の最悪の記録となった。1年では36.42%値上がりしているという。

ボベスパ指数は1.12%安の46.625ポイントとなったという。

31日に政府の経済担当チームからへナン・カレイリョス上院議長に提示された2016年の予算案によると、赤字は305億レアル(ヘアイス)が見込まれており、これは国内総生産(GDP)の0.5%に相当するという。また同レポートは、2016年のインフレ率を5.4%と示しているほか、最低賃金は865.50レアル(ヘアイス)としている。

とはいえ、中国経済の失速、合衆国の金利引き上げの噂、ブラジルの政情不安、地方経済への打撃による懸念、といった要因がドル高を推し進めているという見方がある一方で、1USドルが4レアル(ヘアイス)近くまで上昇する可能性は消えてはいないものの、市場は過敏に反応しすぎている、という見方もあるという。

(文/麻生雅人、写真/Lula Marques/Agência PT)
写真は8月31日、2016年の予算を発表したジョアキン・レヴィ財務相(左)とネウソン・バルボーザ企画・予算管理相(右)

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