2015年 09月 24日 00:22
ブラジルの現地紙「エスタード・ヂ・サンパウロ」の電子版「エスタダゥン」が9月22日付で伝えたところによると、ブラジルの通貨レアルが対ドルで最安値を更新したという。
22日のレアルの終値は1ドル4.05で、これは1994年7月1日に通貨レアルが導入されて以来の最安値だ。
この通貨安はブラジル政治・経済の不透明感から投資家の売りが集中したためだと言われるが、最安値を更新した売り優勢の市場でも中央銀行の介入はなかったという。
(文/余田庸子、写真/fotos públicas)
■関連記事
・病院にも外資が参入? 外資のブラジル投資が増加。レアル安も後押しか
・キリン、ブラジルでのビール販売価格据え置きを発表
・旅行者向け両替所では1USドルが4.20レアル(ブラジル)を超える
・ブラジル政府、2016年度財政収支の赤字を予測。レアル安も進行、1USドル=3.68レアルを記録
・9月28日(月)~10月4日(日)、横浜市鶴見区で日伯交流イベント「ブラジルWEEK」開催