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ブラジルのヘアケア製品が世界で指示される理由

ブラジルのヘアケア商品

ブラジルではここ2年ほど汚職問題、景気低迷、レアル安と政治経済面で暗い話題が多いが、そんな時にこそ、新しいビジネスの潮流を生む逞しさがブラジルの国民性のひとつだ。

TVグローボが10月11日、経済番組「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」で伝えたところによると、レアル安を機に国外に活路を求める中小零細企業が増えているという。

化粧品製造を行うレアンドロ・タヴィチアンさんは2012年から輸出を始めたが、準備に8年かけたという。レアンドロさんが製造しているのはブラジル人向けのヘアケア製品。この製品は文化的にもまったく異なる国で受け入れられている。

「私たちはドバイに向けて製品を出荷しています。ブラジル人はいろんな人種が混血しているので、ブラジル人の髪にあう製品は世界中どこでもご利用いただけるのです」(レアンドロさん)

現在までのところ、レアンドロさんの製品はアラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、モロッコ、エジプト、アメリカ合衆国に輸出されている。海外での売上は全体の30%を占め、次に狙う市場はブラジル以外の南米各国だ。

レアンドロさんの製品はプロ仕様で、ヘアサロンのみの取り扱いとなっている。シャンプーからカラーリング剤まで幅広く、全部で40品目が輸出されている。最新のナノテクノロジーを使った毛先ダメージケア製品は同社の強みを表している。

「輸出の機会を得るということは、競争力を強化していくうえでも中小零細企業にとってとても有益です」(ブラジル輸出投資振興局(Apex-Brasil)のエンターテインメント、サービス、経済の開発計画プロジェクトマネージャーのクリスチアーノ・ブラガ氏)

Apexはブラジル製品の輸出振興を目的に活動するブラジル政府の組織。中小零細企業主はウェブサイトでいつでも登録できる。Apexによればここ2年で輸出を始めた中小零細企業は急増しているという。

ニッチな需要に特化した製品を輸出しているのがマルセロ・デーガンさんだ。最近映画業界で注目を集めている体感型映画上映システムの座席を製造販売している。マルセロさんの会社でも売上の15%が輸出によるものだという。

「チリはいいマーケットだという感触を得ています。チリから始めて南米各国に輸出先を広げたいですね」(マルセロさん)

9月の統計によれば、ブラジルの財貨・サービスの輸出入バランスはドル高を受けて29億USドルの輸出超過だったという。個別にみていくと、輸入高は132億USドルで前年同月比△32.7%、輸出は前年同期比では減った(△13.8%)ものの、161億USDだった。

(文/余田庸子、写真/Reprodução/Pequenas Empresas & Grandes Negócios/TV Globo)
写真は「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」より、レアンドロ・タヴィチアンさん(左)。TVグローボのニュース番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで

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