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廃水貯蔵ダム決壊でミナスジェライス州のベント・ホドリゲス、濁流に飲み込まれる。ダム責任者の鉄鋼関連企業には約96億円の賠償判決

サマルコ社排水貯水ダム決壊

ミナスジェライス州連邦裁判所は11月13日(金)、鉄鉱石・ペレット生産会社のサマルコ社に3億ヘアイス(レアル)、約96億円を支払うよう判決を下した。

サマルコ社は今月5日(木)、同州マリアナ市の農業地帯などで決壊した二か所の廃水貯蔵ダムの責任者。この支払は、惨事の犠牲者への補償に充てられる予定。

この判決はミナスジェライス州裁判区のフレデリコ・エステヴェス・ドゥアルチ判事によって下された。

サマルコ社排水貯水ダム決壊

廃水貯蔵ダムの決壊による泥水の濁流はマリアナ市にある自然豊かな地域でベント・ホドリゲス一帯を壊滅させ、さらに同州の他の地域、エスピリット・サント州にも及んでいる。

7名分の遺体が発見されているほか、18名が行方不明となっている。また、600以上の地元住民が家を失った。サマルコ社は大手資源開発会社ヴァーリ社とBHPビリトンによって管理されている。

連邦裁判所のサイトの記述によると、判決は州の公共省(MP)によって提出された、犠牲者たちを環境災害の被害者と認定する公共民事訴訟に基づいているとのこと。同省は500以上の人々が家を失い、宿泊施設や第三者団体による避難所に身を寄せているという。ベント・ホドリゲスでは180の建物が倒壊したと報告されている。

サマルコ社排水貯水ダム決壊

国家環境政策の法令6.938号(1981年)に基づき、過失責任の司法判断とは関係なく、補償義務を有することを判決は述べている。

「起訴により、環境災害によって被害を受けた人々に対する被告(サマルコ社)の賠償責任は、起きたことと被害との間にある関係を考えれば、遅かれ早かれ明らかになるだろう」と判決は述べている。

(記事提供/Agência Brasil、写真/Antonio Cruz/Agência Brasil)
写真上は11月9日、泥の濁流に飲み込まれたベント・ホドリゲス地域

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