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ブラジルで無料通信アプリWhatsAppが通信遮断、一時パニックに

ワッツアップ

友人などとの連絡手段として、ブラジルでは主要な無料メッセージ交換アプリケーションである「WhatsApp」(現地ではザッピと呼ばれることもある)。日本でいうところの「LINE」に相当する、いまやブラジル人にとって無くてはならないコミュニケーションツールだ。

WhatsAppはLINEと同様にボイスメッセージを送ることができるため、町中のあちらこちらで、携帯電話に向かって声を録音している人々の姿を目撃する。

そんなブラジル人にとって大切なアプリWhatsAppが、ブラジル全土で12月17日(木)の0時より48時間ブロックされるというニュースが16日(水)夜に発表され、大騒ぎとなった。

現地メディア「G1」などによれば、この処置は裁判所からの命令で行われたもので、ヴィーヴォ、クラーロ、チン、オイ、セルコンテウ、アウガーなどのブラジルの通信会社が加入する「全国電話及びモバイルサービス組合(SindiTelebrasil)」によってブロックの実行が確認されたという。

サンパウロ裁判所は、この決定はサン・ベルナルド・ド・カンポ第一刑事裁判所から来ており、刑事訴訟における非公開審理を行ったという。

同裁判所によれば、WhatsAppは2015年7月23日に裁判所の命令に対応しなかったといい、8月7日に非準拠の際の固定罰金を支払うよう再び通告されていたという。

同社は再びこの決定に応答しなかったため、検察はインターネットマルコ民事法に基づき、48時間のサービス遮断を要求した、というわけだ。

この日さっそくSNS上では、さまざまなピアーダ(ブラジル人が好むジョーク)のほか「落ち着け! WhatsAppに代わるアプリはこれだ」といった特集記事、「ブラジル人にとってもっとも辛い一日が始まった」などと嘆く声があがった。

しかしながら、回線は12時間以内に復旧。そこまでの大混乱には陥らずに済んだ。

2014年にWhatsAppを買収したフェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグ氏はブロック解除を祝い、「WhatsAppがブラジルに戻ったよ! 君たちの声が届いてブロックは解除されたんだ。解決してくれた我らがコミュニティに感謝!」と自身のSNS上でコメントしたという。

(文/柳田あや、写真/Allan White/Fotos Públicas)

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