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期待されるリオ・オリパラの遺産(2)

カリオカ・アリーナ

2016年リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックのメイン会場が設置される市の西部地域バハ(バーハ)・ダ・チジュカ地区(以下、バハ、バーハ)の統合が進むことにも期待したい。

近年、居住地がすでに満杯状態のゾナ・スル(スウ)(市の南部地域)からバハ(バーハ)のより広い住環境に移住する動きが進んだが、事業所があまり立地していないバハ(バーハ)は生活するだけの街として発展し、バス以外の公共交通機関がなかったこともあって、住民は長距離の車通勤を余儀なくされてきた。

バハ(バーハ)とゾナ・スル(スウ)間の自動車交通の隘路となってきたサンコンハード海岸の高架道路の拡張工事がオリンピックまでの開通を目指して進められているほか、現在イパネマが終点となっている地下鉄1号線と接続して西に延びる地下鉄4号線の工事を進めており、開通すれば、植物園、ガヴェア(ガーヴェア)地区、サンコンハード地区を経てバハ(バーハ)の東の端に達し、そこからバハ(バーハ)の中心にあるアルヴォラダ(アウヴォラーダ)・バスターミナルまで専用レーンバス(BRT)で結ばれる。

アルボラーダ(アウヴォラーダ)・バスターミナルとガレオン国際空港の間を結ぶBRT トランスカリオカ線はすでに開通している。

競技の一部はコパカバナ(コパカバーナ)を中心とするゾナ・スル(スウ)や、2014年サッカーワールドカップに合わせて整備されたマラカナン競技場の周辺施設でも開催されるが、リオ市があえて競技の一部をバイシャーダ・フルミネンセ地域のデオドロ地区で開催することにしたことにも注目していただきたい(次ページへつづく)。

(文/浜口伸明、記事提供/ブラジル特報(日本ブラジル中央協会)、写真/Dhani Borges/PCRJ)
2015年10月19日、バーハ・ダ・チジュッカ地区に作られたオリンピック公園の施設のひとつカリオカ・アリーナは乳がんキャンペーンでピンクにライトアップされた

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最後までドタバタ。2015年のブラジルの政治と経済

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