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期待されるリオ・オリパラの遺産(3)

リオ BRT トランスオリンピカ

リオデジャネイロ市には市内のいたるところに山があるので、直接の交通が阻まれている。

たとえばボタフォゴ(ボタフォーゴ)地区からコパカバナ地区へは、今でもシケイラ・カンポス大通りに出る旧トンネルかプリンセザ・イザベル(プリンセーザ・イサベウ)大通りに出る新トンネルのどちらかを通る以外に行きようがない。

セントロを経由して公共交通機関で移動すると2時間以上かかるため、通勤するのは不可能である。

リオ市は2016年のオリンピック・パラリンピックを開催するにあたり、バハ(バーハ)のメイン会場とデオドロ会場をトンネルで結ぶBRTトランスオリンピカ線を設置して、イベント中の観客のモビリティを提供しようとしているが、これが将来通勤者の足として機能すれば両地区間の移動時間が半分以下に短縮される。

これにより労働力供給が可能になれば、商業・業務地区としてのバハ(バーハ)地区の発展の可能性が高まるだろう。

バイシャーダの住民にとっては雇用の機会が増加するし、バハ(バーハ)住民は勤務地がバハ(バーハ)地区内で働けるようになれば長距離自動車通勤から解放されることになる。

もちろんオリンピック開催には懸念される問題も残されている。最も重大なのは治安の維持であろう(次ページへつづく)。

(文/浜口伸明、記事提供/ブラジル特報(日本ブラジル中央協会)、写真/Ricardo Cassiano/ PCRJ)
写真は2015年8月、リオデジャネイロ市。BRTトランスオリンピカ線の工事現場を視察したエドゥアルド・パエス市長(右)とルイス・フェルナンド・ペザォン知事(中)

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