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リオの病院で、小頭症の赤ちゃん、置き去りに

小頭症

ブラジル現地紙「オ・グローボ」電子版が2月18日付で報じたところによると、リオ・デ・ジャネイロ市内の病院で小頭症の赤ちゃんが置き去りにされていたという。

赤ちゃんが発見されたのはリオ市内北部地区にあるアカリ病院。赤ちゃんは病院から第2家庭裁判所によってハモス地区の未成年保護観察所に移送された。

医師によると、赤ちゃんの母親は薬物を使用しており、出産前の検診をおこなっていなかったという。

市が運営する保護観察所は0歳から6歳までの子供を預かっている。この施設は子供を元の親、または養父母に受入れさせることを目的としている。市は小頭症の子供に養父母を見つけることは非常に困難で、特別な対応が必要だとみている。

アカリ病院で1月5日に生まれた女の赤ちゃんは小頭症の診断を受けた後、置き去りにされた。生まれてから2月12日までは病院に入院していたが、12日に退院した。

同様のケースが続くことを懸念し、リオ市市民生活向上局長、アヂウソン・ピーレス氏は緊急会議を招集し、2月25日に家庭裁判所判事や保護観察所長と会談すると発表した。

2月の始めには、市内の別の場所、マドゥレイラ地区で小頭症の赤ちゃん3人の置き去り事件が発生している。

市の職員によると、第3家庭裁判所のモニカ・ラブート判事が3人の赤ちゃんの母親を説得して、赤ちゃんを連れて帰らせたとのことだ。

ブラジリアの連邦保健省が2月18日に掲示した告知によると、小頭症を含む神経系の異常を持って生まれた赤ちゃんの数が1週間で10%、462人から508人に増加したという。

この掲示では小頭症とジカウイルスの関係については触れられていなかった。その前の掲示では小頭症とジカウイルスの関係が疑われる事例は41件という記述があった。

連邦保健省によると、これは508件の小頭症例の大部分がジカウイルスによるものだという事実を考慮して告知の方法を変えたためだという。現在3935件の小頭症については調査中とのことだが、現在までに検査を受けた赤ちゃんは5280人にのぼる。

リオ・デ・ジャネイロ州内で小頭症が疑われるケースはこの1週間で220件から233件に増加した。うち4件は小頭症の診断を受けなかったが、2件は小頭症と診断された。残り227件についてはまだ調査中とのことだ。

(文/余田庸子、写真/Reprodução/RJTV/TV Globo)
写真は「RJTV」より、アカリ病院ことホナウド・ガゾーラ病院。TVグローボのニュース番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで

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