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病院不足のブラジルで、左官工の男性が5日間、椅子の上で入院 

椅子で入院 ブラジル

ブラジルでは深刻な病院不足が連日報じられているが、病院不足もここに極まれり、と感じさせるニュースが伝わってきた。

グローボ系ニュースサイト「G1」が2月27日付で伝えたところによると、パラナ州クリチーバ市ピニェイリーニョ地区にある公立救急病院で、男性患者が5日間、椅子の上に入院していたことがわかったという。

この男性患者は市内で左官業に従事するルイス・カルロス・エネベルギさん56歳。2月22日の入院からベッドが空くまでの間、椅子の上で過ごすこととなった。

義理の娘であるスエレン・クリゴスキ・エネベルギさんによると、ルイスさんは最初、肝炎と診断された。

「今週の初め、私たちは病院から義父は肝炎を患ってると告げられましたが、26日の金曜日になって肝臓に損傷が見られる、と言われました。今まで私たちは殆ど情報がないままです。医者は義父の容態が深刻なのかそうでないのかすら教えてくれません。とても心配です」(スエレンさん)

スエレンさんは「G1」の取材に対して、ルイスさんは5日前に病院にやってきたが、使えるストレッチャーがなかったため、椅子に座ったと語った。

「病院は義父に26日金曜日の一晩分しかベッドを用意できないといいます。義父は人間として扱われていないのです。私たちは税金やその他の行政サービスに対して支払いを行っているのに、必要な時に助けてさえもらえないないのです」(スエレンさん)

市の保険局長は13時20分、ルイスさんは高齢者用病院に移送された、と伝えた。現時点でもルイスさんの治療方針については何の情報も得られていない。

(文/余田庸子、写真/Suelen Kuligoski/Arquivo pessoa via G1)

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