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世界一セルフィーが好きなブラジル人

自撮り棒

ぼくの知る限りにおいて、世界で最もセルフィーが好きな人種はブラジル人なのではないかと思っています。

日本ではあまり見られないセルフィー文化が発達しているブラジルの事情をご紹介します。

ブラジルでは特に若い女性でセルフィー好きが多いです。彼女たちは、セルフィーを撮るときに、わざとらしいくらいに「きゅっ」と口角を上げます。そして、腰に腕を当てて、色々な角度からスマホのカメラでセルフィーを撮影するのです。

ブラジル人の話によると、彼女たちは自分が最も美しく写る角度や表情を心得ているそうです。たまに、セルフィーを撮影しているブラジル人を間近で見ることがあるのですが、一人きりなのに、口角を「きゅっ」とあげて笑顔で静止している姿を見るのは面白いです。

彼女たちは、周りの人の目など全く気にしません。自分だったら、一人旅に出たときに周りに人が居ないのを確認して、こっそりセルフィーを撮ったりすることがあるかもしれないですが、人が大勢いるところでのセルフィーは恥ずかしくてできません。彼女たちの堂々とした態度には尊敬の念すら覚えます。

ブラジル人女性は、自分が美しく見えるための努力は惜しみません。セルフィー好きの女性は、色々なアングルから撮影するだけでなく、カメラのレンズから目線を外す、いわゆる「モデル目線」で撮影することもあります。また、鏡に映したモデル目線の自分を取る技術も発達しています。写真を見せてもらうと、「もはや別人ではないか?」と心の中で思うことすらあります。

こうして撮影されたとっておきのセルフィーは、フェイスブックなどでシェアされるほか、スマホの待ち受け画面の画像に使用されたり、パソコンの背景に設定されたりします。

日本人で、自分一人がアップで写っている写真をスマホやパソコンの画面に設定する人は、あまり居ないと思いますが、ブラジルではわりに一般的なのです。

(写真・文/唐木真吾)

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著者紹介

1982年長野県生まれ。2005年に早稲田大学商学部を卒業後、監査法人に就職。2011年、社会人6年目に大学時代からの趣味であった海外一人旅が高じて、インドネシアのジョグジャカルタに4ヵ月間留学。帰国後、勤めていた監査法人を退職し、練馬のおんぼろ木造共同アパートを拠点にジャカルタでの就職活動を展開するも、予想外にもそれまで関係のなかったブラジルで働くことに。2012年からブラジル、ペルナンブーコ州ペトロリーナ在住。いまではすっかりブラジルの魅力にハマってしまいました。ブログ「ブラジル余話(http://tabatashingo.com/top/)」では、あまり日本人の居ないブラジル北東部のさらに内陸部からローカルな情報を発信しています。