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日本市場に向けたブラジル食材の新提案。”ブラジルの味わい”プロジェクトはじまる

sabor brasil

ブラジルの国民的なメニュー、フェイジョン・コン・アホース(味つけした煮豆をご飯にかけて食べる料理)にもよくかけて食べるファロッファを、同社は日本でおなじみのカレーライスにかけて食べる食べ方を提案した。

確かにファロッファを、フェイジョン・コン・アホースにかけてもカレーライスにかけても、汁気のあるとろっとした具をご飯にかけて食べるという点で感覚は似ている。食べてみると想像した以上にフィット。慣れるとファロッファなしでカレーが食べられなくなってしまいそうだ。

また、今回の試食会を企画した一般社団法人ブラジリアン・ビジネス・グループ・アジア・ジャパン(BBG)では、日本で作られるブラジル食材に対し、認証の発行も計画しているという。認証制度の導入により、日本市場に向けて食品を発信する生産者の意識を高める効果と、同時に、ブラジル食品の価値が高まることを狙う。

こうした取り組みの背景には、日本国内のブラジル人人口の減少と、日本における”ブラジルの味”への関心の高まりがありそうだ。

sabor brasil

日本の法務省が公表している「在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表」(2015年6月末版)によると17万3038人。日本には”ブラジルの味”を伝える食材を製造販売する企業が何社もあり、ブラジル人コミュニティの需要にこたえてきた。

しかし景気後退などの影響もあり在日ブラジル人コミュニティの人口は、2006年の31万2979人と比較しても大きく減少。コミュニティ内のマーケットは比例して縮小している。

一方、2014年にブラジルでワールドカップが開催されたことや、今年(2016年)リオデジャネイロでオリンピック・パラリンピックが開催されることなどを受け、日本中でブラジルの文化への関心が高まりつつある。なかでも、食=”ブラジルの味”への関心は高い。この2年の間で、居酒屋形態まで含めれば東京だけでもシュハスコを提供する店は10軒以上が新規開店している。輸入されるブラジル産のクラフトビールの種類も増えた。

そんな状況の中、日本のブラジル人コミュニティから、「食を通じての日伯交流」という新しい試みがはじまろうとしている。

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(写真・文/麻生雅人)

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