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ブラジルのグルメブームの波、食肉業界にも

JBSグルメライン

ブラジルは近年、不況と言われながらも、美食関連の話題は尽きることがない。コンテンポラリー料理、グルメコーヒー、健康食品専門店等々の台頭により、食の好みの細分化はかなり進んできている。

その波は個人経営の店舗やレストランにとどまらず、食品大手企業へと広がりつつあるようだ。

グローボ系ニュースサイト「G1」が3月22日づけで伝えたところによると、ブラジルの大手食肉加工品メーカーJBSが、牛肉部門「フリボイ(Friboi)」の新たなブランド戦略を発表したという。

経済成長を経て消費者の好みが細分化してきたことへの対応、のことだ。

従来のブランド「フリボイ」の他、「ヘゼルヴァ」「マトゥラッタ」「アングス」「ド・シェフィ」という4つのグルメ系ブランドで顧客のニーズを満たすことを目指している。

「ヘゼルヴァ」は肉の独創的な切り方を、「マトゥラッタ」ではシュラスコ(シュハスコ)に適した熟成度合いを、「アングス」はアンガス牛協会公認の切り方をしたプレミアム感をそれぞれ消費者向けに打ち出し、「ド・シェフィ」はフードサービス業界への卸売り用、と定めた。

「フリボイ」はこの4ブランドの投入で、価格帯の異なる商品ラインで顧客層を広げることを見込んでいる。同社広報いわく、市場規模の拡大と需要の大幅増が望めない消費不況の中で売上を上げていく道を模索した結果だという。

「この商品ライン多様化戦略において当社は、あらゆるカッティングに対応することで新しい商品層を作り出し、国内市場で牛肉のあらゆる楽しみ方を提示することができたと考えています」(JBS牛肉マーケティング責任者、マリア・エウジェニア・ホーシャさん)

JBSによると、この新ブランドは4月の後半に店舗にお目見えする予定だとのことだ。

ブランド戦略の再構築、ロゴマークの一新はソニ・コンサルタントが請け負い、発表まで18か月かかったという。

(文/余田庸子、写真/Divulgação)
JBSの牛肉ブランド「フリボイ」に加わった新しいグルメライン

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