関東地方の公立学校在籍ブラジル人小中学生を職業体験施設「キッザニア 東京」へ招待

2016年 04月 7日

キッザニア

日伯経済文化協会(ANBEC)は、関東地方の公立学校在籍ブラジル人小中学生を職業体験施設「キッザニア 東京」に無料招待して職業体験をしてもらうプログラムを4月17日(日)に実施する。

同プロジェクトは、在日ブラジル人の子供たちが移民第二世代のハンデイを乗り越え強く生きてための、学校教育、職育、社会プロジェクトの各分野でANBECが行っているさまざま支援活動の中のひとつだ。

「ANBECが行っている職育プロジェクトには多種のプログラムがありますが、小中学生向けの一つに『キッザニア』プログラムがあります。5年前から継続してブラジル人学校(茨城、埼玉、神奈川)の生徒児童にはご招待をしていますが、幾つかの効果も見られ、本年から公立学校小中のブラジル人生徒児童を招待するプログラムも立ち上げました。こちらも毎年継続していく予定です」(日伯経済文化協会(ANBEC)・栗田政彦専務理事)

「キッザニア 東京」は日本中から多くの小・中学生が訪問する職業体験の人気施設。約60の体験施設で90種類以上の職業体験が可能となっている。

「子供たちは職業体験を通じて、将来、自分が就く職業について考えたり、周りの子供たちとの協働を学んだりすることができます。一人でも多くのブラジル人の子供たちが、同施設のパヴィリオンでの職育体験を通じて、自分未来の職業をイメージする切っ掛けとなればと思います」(同)

申し込みの締め切りは4月13日(水)。定員制のため希望者は早めに申し込みを。

<応募要項>

招待日時は2016年4月17日(日)、10:00~15:00(退館)。

招待児童生徒の学年は、公立校(関東地方)在籍4年生以上のブラジル人小学生(館内はANBECボランティによる引率も可能)、公立校(関東地方)在籍ブラジル人中学1年生から3年生(※学年は2016年4月1日現在)。ただし保護者および16歳以上は職業体験不可。引率と見学は可能。

生徒児童入場料は無料、保護者と16歳以上の入場は有料自己負担。昼食は持ち込み不可。生徒児童には昼食券を無料支給。館内にて現金で購入も可。職業体験で作ったものを食べることもできる(ピザ、ハンバーガー等)。

会場はキッザニア東京(東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲 ノースポート3階、最寄駅は地下鉄有楽町線豊洲駅下車)。

申し込み方法 は4月13日(土)迄に必要事項を記載の上で、ANBEC宛てEメールにて直接お申し込みを。 Email: kidzania20160417@gmail.com

申し込み必要事項:
児童生徒の氏名、公立学校の名前と学年・年齢、保護者氏名と住所、Eメールアドレス、電話番号

お問い合わせ先 :中嶋ひろ(ANBEC コーディネータ) 電話080-4089-1647

主催:一財)日伯経済文化協会(ANBEC) http://www.anbec.or.jp/

(文/麻生雅人、写真提供/日伯経済文化協会(ANBEC))
写真は2015年4月22日、キッザニア東京の職業体験プログラムに参加したブラジル人学校の児童