ポケモンGO、ついにブラジル上陸。モンスターは選手村にも出現

2016年 08月 5日

オリンピック選手村 リオ

7月下旬の段階ではブラジルに未上陸だったことから不満の声も上がっていた、話題のポケモンGO。ついにブラジルにも上陸してオリンピック村でも話題になっているという。現地メディア「グローボ・エスポルチ」(8月3日づけ)が伝えている。

ダウンロードができるようになったのは8月3日(水)の夜の早い時間からだったという。早々、バーハ・ダ・チジュッカ、デオドロ、マラカナン、エンジェニャォンなどのオリンピック会場や選手村を、ポケットモンスターたちは侵攻した。

日本の内村航平選手(水泳)がブラジル入り後に、ポケモンGOをダウンロード、ゲーム自体が未対応だったこを知らずに使い続けていたら通信会社から高額請求を受け取った…というニュースも記憶に新しい。内村選手の場合は通信会社に事情を話し、高額な請求額を支払わなくても済んだそうだが、この話題は現地ブラジルでも「グローボ・エスポルチ」で報じられた。

リオ ポケモンGO

フランスのマチュー・ペッシェ選手(カヌー)は、同僚選手とともに選手村内でポケモンと一緒に写った写真をSNSで公開した。

「もう問題はないよ。選手村でもポケモンGOはできるようになったから」(マチュー・ペッシェ選手)

マチュー選手はリオ入りしてから約1週間の間、ポケモンGOがブラジルでリリースされていないことをSNSで嘆き続けていたという。

女子テニスのパウラ・ゴンサウヴェス選手とテリアナ・ペレイラ選手がトレーニングをしていたテニスコートにもポケモンは出現したという。

(文/麻生雅人、写真/Reprodução/Twitter)
ようやくポケモンGOを楽しむことができたフランスのマチュー・ペッシェ選手(カヌー)