感動のリオ五輪開会式を振り返って

2016年 08月 9日

リオ五輪 開会式

注目の歌手だが、ボサノバの父アントニオ・カルロス・ジョビンの孫であるダニエウ・ジョビンによるボサノヴァの名曲「イパネマの娘」の弾き語り、サンバの大御所ゼッカ・パゴジーニョなどが先だって出ていたが、メインでは、バイーア出身の大御所ジウベルト・ジウ、カエタノ・ヴェローゾ、そして今ブラジル国内でセクシー歌姫として大人気のアニッタが歌ったのだ。

ブラジルにもいろいろな人気女性歌手がいるが、アニッタが選ばれた。これは、人気のバロメーターになるだろう。

そして、最終聖火ランナーが聖火を点灯し、クライマックスを迎えたのだった。

リオ五輪 聖火

最終聖火ランナーは大方の予想のペレではなく、2004年アテネ五輪男子マラソンの銅メダリスト、バンデルレイ・デ・リマだった。コースに乱入した観客に妨害された選手だ。そのシーンはよく覚えている。

これから約2週間、眠れない日々が続くことになるだろう。特に大好きなブラジル、リオデジャネイロの美しい街を舞台にした五輪は、私にとっても格別である。自分なりに、十分に楽しんでいきたいと思う。

(文/コウトク、写真/Roberto Castro/Brasil2016)

著者紹介

コウトク

2005年6月~2012年6月まで仕事の関係で、ブラジルに在住。ブラジル在住当時は、サッカー観戦に興じる。サントス戦については、生観戦、TV観戦問わずほぼ全試合を見ていた。
2007年5月のサンパウロ選手権と2010年8月のブラジル杯のサントス優勝の瞬間をスタジアムで体感。また、2011年6月のリベルタドーレス杯制覇時は、スタジアム近くのBarで、大勢のサンチスタと共にTV観戦し、優勝の喜びを味わった。

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