五輪ロードレースのコースでみる、リオの素敵なスポット

2016年 08月 12日

リオ五輪 ロードレース

アルポアドール海岸は小さなビーチだが、幹線道路を隔てず、ビーチ目の前にホテルがある、貴重な場所だ。波の音で眠り波の音で起き、ビーチ目の前のレストランで、キンキンに冷えたビールに素朴なムケッカを食べる、ああ、なんて至福の時だろう。

瞬く間に、選手はコパカバーナビーチの通りに出た。右手に大西洋を見て長い長い緩やかな弧を描くコパカバーナを選手が風を切って行く。ビーチ沿いには一定の距離毎にナンバーが書かれたポスト(柱)が立っており、待ち合わせはポスト5で、など、目印に便利だ。

上空からのカメラは、選手が走るのと反対側の車線にイエローキャブをとらえていた。リオのイエローキャブは大変ありがたい。至る所で流しており、住所を言えば確実に目的地へ連れて行ってくれる。

カメラはゴールする選手を映し出す。声を枯らして沿道で応援した後は、ビーチ沿いに点在する、ビール、アグア・ジ・ココ(ヤシの実ジュース)やおつまみが楽しめる店で一休みしたくなりそうだ。

(写真・文/井上睦子)