ネイマールも泣いた! ブラジル、劇的なPK戦で金メダルを手に

2016年 08月 21日

カー 決勝 ブラジル ドイツ ネイマール

ネイマールの蹴ったボールは、きれいにゴールマウスの中に入っていった。

ネイマールは、この最高潮の緊張を見事に克服し、優勝を決めてくれたのだ。

ネイマールは泣いていた。筆者もまた体が震え涙が出てきた。

ブラジル代表に対するプレッシャー、特にキャプテンであるネイマールに対するものは想像を絶するものだったのだろう。

マラカナンは最高潮に沸き上がった。ブラジルの選手たち、ブラジルチームの関係者、そしてブラジル国民はこの瞬間を待ち望んでいたのだ。

リオ五輪 サッカー 決勝 ブラジル ドイツ ネイマール

この瞬間のことは、今思い出しても体が震えてくる。これ以上の感動はないだろう。

おめでとう、ブラジルの選手たち!おめでとう、ネイマール! 心から祝福を送りたいと思う。ブラジルサッカーを、そして今回のオリンピックでブラジル代表の試合を一部始終見てきた者として、最後の最後に最高の感動を味わうことができた。

ブラジルの選手たちは想像を絶するプレッシャーに打ち勝ち、最高の結果を得ることができたのだ。

ブラジルの選手たち、チーム関係者、そしてネイマールには心から感謝したいと思う。ありがとう、ブラジルの選手たち!ありがとう、ネイマール!

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(文/コウトク、写真/Roberto Castro/Brasil2016)

著者紹介

コウトク

2005年6月~2012年6月まで仕事の関係で、ブラジルに在住。ブラジル在住当時は、サッカー観戦に興じる。サントス戦については、生観戦、TV観戦問わずほぼ全試合を見ていた。
2007年5月のサンパウロ選手権と2010年8月のブラジル杯のサントス優勝の瞬間をスタジアムで体感。また、2011年6月のリベルタドーレス杯制覇時は、スタジアム近くのBarで、大勢のサンチスタと共にTV観戦し、優勝の喜びを味わった。

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