ブラジルのミシェウ・テメル大統領、XCMGのワン・ミン会長と会談

2016年 11月 1日

ワンミン対談

【ブラジリア2016年10月30日PR Newswire=共同通信JBN】ブラジルのミシェウ・テメル大統領は10月25日(火)、ブラジリアの大統領府でXCMGのワン・ミン会長、ワン・ヤンソンXCMG Machinery副社長兼XCMG Brazil会長ら、XCMG代表団と友好的に会談した。

ブラジルに根付き、ブラジルのインフラストラクチャー向上に寄与している中国企業を前向きに評価しつつ、テメル大統領はXCMGのブラジルへの投資、地域経済への貢献に謝意を表明、ブラジルでの同社の業績はブラジルに投資しようとする他の中国企業の良い模範になっていると称賛した。

テメル大統領は「ワンさんと会うのは杭州の20カ国・地域(G20)首脳会議後、2回目だ。中国は高水準で経済成長を続けており、世界に貴重な経験を示している。首脳会議はより多くの国々に『中国流』をもたらすことができ、回復期にあるブラジル経済は中国の経験をもっと必要としている」と語った。

ブラジルのXCMG製造基地は同社最大の海外製造基地であるだけでなく、中国建設機械業界がブラジルに建設する初の最大の建機工業団地である。工場はXCMGの地元顧客に利益をもたらしただけでなく、ブラジルの経済発展を後押しする。

ワン氏は、ブラジルに定着して南米への影響力を拡大するXCMGの戦略は一過性ではなく、ブラジルが経験している経済下降中も約束は確固としており、同社がブラジルへの投資に自信をもっていると説明した。

会談後、ワン氏はテメル大統領にXCMGのクレーンの模型を贈呈し、適当な時期にポルトアレグリ(リオグランジドスウ州)のXCMG工場を訪問するよう招請、テメル大統領は快く受け入れた。

ワン氏とXCMG代表団は10月22日にブラジルに到着した。ワン氏はXCMG製造基地の現地調査を実施、ブラジルのXCMG従業員らと会い、生産部門と組み立てラインを視察、XCMGは世界的なブランドになるために戦略と目標を貫徹する必要があるとの重要な発言をした。

XCMGは73年の歴史を持つ多国籍の重機械メーカーである。同社は現在、世界の建設機械業界で9位にランクされている。同社は世界中の176を超える国・地域に輸出している。

(記事提供/XCMG、写真/PRNewsFoto/XCMG)