「東京2020応援プログラム」でエミシーダが来日

2016年 11月 28日

エミシーダ

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、11月29日(水)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が認証した「東京2020応援プログラム」の一環として、日本ブラジル共同制作ポップスコンサート「上を向いて歩こう~Olha pro céu(オーリャ・プロ・セウ)~」を開催する。

このコンサートには、日本からは東京スカパラダイスオーケストラが、ブラジルからは、同国ヒップホップ界の人気ラッパーEmicida(エミシーダ)と、DJ Nyack(ニャッキ)などのクルーが出演する。

同コンサートは、リオ・デ・ジャネイロ オリンピック・パラリンピックの開幕に先立ち、リオ・デ・ジャネイロで7月29日と30日に開催された企画コンサートの東京版。リオでは、マルシア(日本)、ヴァネッサ・ダ・マタ(ブラジル)も出演。全日満員の盛況だったという。

コンサートでは、時代も国境も越えて今なお歌い継がれている歌「上を向いてあるこう」に込められた、普遍的な悲しみと、そこから見出す希望をメインテーマに、日本とブラジルを跨ぐ音楽の架け橋として新たに生まれた「Olha pro céu」を東京で再現して、リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックから東京オリンピックへのバトンタッチを盛り上げる。また、スカパラダイスオーケストラと現地ファベーラ(貧民街)の子どもたちとの交流活動についても映像などを通じて紹介する。

「リオから東京へ:上を向いて歩こう~Olha pro céu~(オーリャ プロ セウ)」東京公演
11月29日(火)18時30分開場/19時開演(予定)
リキッドルーム(渋谷区東3-16-6、最寄り駅は恵比寿)
オールスタンディング/整理番号あり 当日:4500円(税込/1drink別)

(文/麻生雅人、写真提供/国際交流基金)