職員懇親パーティのため午前を休診にした診療所

2016年 12月 22日

ブラジル 診療所 フェスタで休診

ホリデーシーズン真っただ中のブラジル。これからクリスマス、年末に向けてさらにお祭りムードは高まっていくとみられる。

そんな中、祭好きここに至るか!? という、残念なニュースが飛び込んできた。

TVグローボが12月16日(金)、番組「ボン・ヂーア・ブラジル」で伝えたところによると、12月14日(水)、ブラジル北東部アラゴアス州マセイオ市の診療所「ポスト・ヂ・サウーヂ・ヂ・マセイオ」が診療時間中に診療所敷地内で従業員懇親パーティを行い、その時間帯を休診としたという。

診療所の理事会は、懇親パーティの開催を決めた総合管理理事のマリア・アリシ・アタイーヂ氏の責任を問い、解任した。

一方、休診の理由をTVグローボの取材陣に語った診療部理事のマルルーシ・モウラ・ヘゼンヂ氏については特に処分はなかった。

マセイオ市厚生局の会議において、診療所の上記理事たちは、診療所の入り口には告知を出し、14日午前の予約は21日の同じ時間に振り替えられると知らせていたので問題が起こるとは思わなかった、と答えている。

(文/余田庸子、写真/Reprodução/Bom Dia Brasil/TV Globo)
写真は、病院に貼り出された休診の告知。「ボンジア・ブラジル」より。日本ではIPCTV/グローボインターナショナル(スカパー 514ch)で放送中