世界約8割の旅行者が宿泊先で「自宅のような快適さ」を重要視

2017年 01月 25日

ブッキングドットコム

旅に同行させるアイテムはキャンドル、お守り、寝具など様々だが、お気に入りのアイテムを旅先にも持ち込んで「自宅のような快適さ」を重視している様子がうかがえた。

対して、47%の日本人は旅先には何も持っていかないと答えているが、12%の人がスナックなどの軽食を持ちこむと回答、馴染みのある「味」を旅先でも求める傾向が浮かび上がった。

ただし「自宅のような快適さ」のある宿泊施設を重視する一方で、世界の旅行者の半数以上の52%が「非日常的ななにか」を宿泊施設に求め、10%が5つ星相当の質やサービスを求めた。また日本人の76%は「非日常的ななにか」を宿泊施設に求め、世界平均と比べ最も数値の高い69%の人が宿でリラックスしたいと回答した。

休暇の旅行で「もっとも幸せを感じる瞬間」を訪ねた質問でも、日本人の81%、世界平均の83%の回答者が、「宿泊施設に初めて足を踏み入れたとき」と回答した。このことからも、宿泊施設選びが旅の重要な要素であることは間違いなさそうだ。

ちなみに日本人旅行者は、各国に比べて一番数値が高い21%の人が「宿泊施設に初めて足を踏み入れたときに緊張する」と回答しており、宿泊施設に対する不安と期待がともに高いことがうかがえた。

ブッキング・ドットコムのプロダクト担当ディレクター、デイビッド・マウは、旅行者にとって重要な宿泊施設選びをサポートするため、多様な価値観を満たすサービスが重要だと語った。

「新しいことを体験したり、新たな可能性を模索することは旅の醍醐味ですが、宿泊施設選びでは、できるだけリスクを減らしたいもの。宿泊施設の『自宅のような快適さ』やフレンドリーで質の高いスタッフへのニーズの高まりにはそうした背景があります。宿泊施設の何をもって『自宅のような快適さ』とするかは十人十色。だからこそブッキング・ドットコムでは世界各国110万軒以上の宿泊施設、2300万室以上の予約可能な客室、30種類以上の宿泊施設タイプという膨大な選択肢を掲載しています。さらに実際に宿泊したユーザーからの1億1000万件を超えるクチコミで、ユーザーひとりひとりの理想の宿泊先探しをお手伝いします」

(文/麻生雅人、画像提供/ブッキング・ドットコム・ジャパン)

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