2017年 04月 7日 23:34
4月6日(水)、日伯の経済パートナーシップに関する賢人会議のメンバーがブラジリアにて、ミシェウ・テメル・ブラジル連邦共和国大統領に対し、ブラジルで予定している投資プロジェクトの紹介を行ったと大統領府が伝えた。
同賢人会議は、日本とブラジル両国の経済界の主要なリーダー、関連機関のメンバーなどで構成されて降り、両国間の関係の強化を目的としている。
座長を務めるカルロス・マリアーニによると、ブラジル経済の復興を支援するための主要な提案のひとつとして、新たに北東部に予定されているインフラ計画について述べた。
「競争力に耐えうる価格と利便性の高い港湾を持つべきです。それなりの時間をかけて検討していく課題ですが、これはその最初の報告です」(カルロス・マリアーニ氏)
またカルロス氏は大統領府に対し、実際に「役に立ち」、かつ「実現可能」なプロジェクトを提案することが目的であると語ったという。
(文/麻生雅人、写真/Marcos Corrêa/PR)
写真上、左から7人目がテメル大統領。右から一人目はアンドレ・アラニャ・コヘーア・ド・ラーゴ駐日ブラジル大使、右から2人目は外務相のマルコス・ガウヴァォン事務次官
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