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日系ブラジル人画家オスカール大岩さんが、駐日ブラジル大使館でウォールアートを制作

オスカール大岩

6月13日(火)、駐日ブラジル大使館で、日系ブラジル人画家・現代芸術作家のオスカール大岩によるウォールアート作品のお披露目が行われた。

作品は大使館の建物正面のガラスのファザードに、墨の成分を含む黒のマジックペンで描かれた、自然をイメージしたドローイングによるウォールアートだ。

「近年、私はペンと支持体(今回はガラス版)のみを用いた、このような作品を取り組んでいます。音楽に例えるなら、歌とアコースティックギターだけで奏でられる音楽と同じです。素材がシンプルになるほど表現することがむつかしくなります」(オスカール大岩)

オスカール大岩

オスカール大岩は、2016年にも来日、瀬戸内国際芸術祭2016に参加して、小豆島の土庄本町で、直径12mのエアドームの中に架空の風景を描いたという世界最大のインスタレーション作品「大岩島2」を披露している。この作品も、油性ペンで直接支持体に描かれたドローイング作品だった。

アンドレ・コヘア・ド・ラーゴ駐日ブラジル大使閣下は、ウォールアート作品を描いたオスカール大岩への謝辞を述べた。

オスカール大岩

「本日、大使館のファザードにオスカール大岩さんに作品を描いていただいたことを大変うれしく思います。大使館の建物自体も大変著名な日系ブラジル人(ルイ・オオタケ)による設計ですが、駐日ブラジル大使館としましては、日本とブラジルの架け橋となる最も質の高い表現を、常に紹介することを心がけています」(アンドレ・コヘア・ド・ラーゴ駐日ブラジル大使閣下)

実はアンドレ・コヘア・ド・ラーゴ駐日ブラジル大使閣下とオスカール大岩の出会いは古く、画家としてのキャリアのごく初期にマドリードで行った個展で大使閣下はオスカールの絵を購入した想い出があるという。

「私たちが初めて知り合ったのは30年前で、大使もまだ若い外交官、私も20歳になったばかりのころでした。その後、それぞれの道を歩みましたが、いまここでまた再会できたことを大変うれしく思います」(オスカール大岩)

駐日ブラジル大使館では6月初旬まで、イエローの壁面に、サンパウロのウォールアート作家コブラが来日して手掛けた作品を公開していた。年内には、新たにブラジルから作家を招へいしてウォールアートを制作する予定もあるという。

(写真・文/麻生雅人)
写真いちばん上は6月12日、作品を制作するオスカール大岩さん

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