ブラジルフェスティバル2017、いよいよ今週末開催

2017年 07月 10日

ブラジルフェスティバル2017

在日ブラジル商業会議所(CCBJ)は、7月15日(土)と16日(日)の2日間にわたり、東京・代々木公園で「第12回ブラジル・フェスティバル」を開催する。

同フェスティバルは、ブラジル自慢の料理や飲物、ブラジルの物品を紹介するとともに、ブラジルと日本の国際交流を目的として毎夏開催されている。

会場では50以上の屋台が出店する、

食べものでは、シュハスコ(シュラスコ)、フェイジョアーダ(豆や肉類の煮込み料理)、パステウ(ブラジル風揚げ餃子)、ムケッカ(ココナッツミルクを使った魚などの煮込み料理)、タピオカ(マンジョッカいもからつくる粉を使ったクレープ状の軽食)。

飲み物では、ブラジルのお酒カシャッサを使ったカクテル(カイピリーニャやバチーダ)などが楽しめる。

物品販売のエリアでは、ブラジルファッション、アクセサリー、民芸品などのほか、海外送金、ブラジル向け引越・輸送などのサービスも紹介する。出店者は、東京、群馬、大阪、愛知、神奈川から参加する。

メインステージでは日本で活躍するブラジル出身の音楽家や日本人などによる、ブラジル音楽やダンス、武術などが披露される。2017年はメインゲストとして、ブラジルから大物歌手のエウバ・ハマーリョが出演する。30年以上にわたり第一線で活躍するエウバ・ハマーリョは、バイアォン、フォホー、マラカトゥ、MPBなどブラジルの様々な音楽をレパートリーとして世界的に大人気を博している。

また、同フェスティバルの名物行事のひとつである、駐日ブラジル大使館文化部が主催するブラジルの武術「カポエィラ」の演武やワークショップも開催される。演武とワークショップははメインステージと、イベント会場への並木道で開催される。カポエイラはユネスコの世界無形文化遺産に登録されている。

そして、今年のブラジル・フェスティバルでは、「第一回カシャッサ・カクテル・グランプリ
」を開催する。イベント中に作られた最高のカシャッサのカクテルを、来場の投票によって選出する。

投票は、コンテストに参加する屋台でカシャーサ・カクテルを購入した際に配られる投票券で行う。投票箱はイベント本部および特製Tシャツ販売専用CCBJスタンドに設置される。投票した方の中から各日6名にカシャッサ1本があたる抽選会も土曜と日曜に行われる。

投票箱が置かれる特製Tシャツ販売専用CCBJスタンドでは、キリスト像とブラジルを象徴する鳥トゥッカーノ柄をプリントしたフェスティバル特製Tシャツも販売される。

ブラジル・フェスティバル2017は、三井物産、味の素、TV Globo International、IPC World、Vale、Athleta、EEH各社からの協賛、および駐日ブラジル大使館、外務省、東京都の後援を受けて開催される。

「ブラジル・フェスティバル2017」
日程:2017年7月15日(土)~16日(日)
時間:11:00~20:00
場所:代々木公園イベント広場(東京)
入場:無料
主催:在日ブラジル商工会議所(CCBJ)
Homepage: http://www.festivalbrasil.jp

(文/麻生雅人、画像提供/在日ブラジル商工会議所(CCBJ))