カイピリーニャ名人の店「南米食堂」、明日(7月15日)から開催のブラジルフェスティバル2017に出店

2017年 07月 14日

南米食堂 カイピリーニャ

東京・池袋のサンシャインシティで2016年に開催された「フェスタ・ド・ブラジル2016」や、今年、歌舞伎町シネシティ広場で開催された「新宿サンバ・シュラスコフェス2017」などにカイピリーニャ専門店を出店して話題となったブラジル料理店「南米食堂」(東京・福生)が、明日、7月15日(土)から開催される「第12回ブラジルフェスティバル」に出店する。

今年は、ブラジルレストラン「イーリャブランカ」とのコラボレーションでの出店となる。

福生にある「南米食堂」のお店は、焼き方にこだわり抜いたシュハスコも名物のレストランだが、フェスに出店するときは、メニューをカイピリーニャと、ノンアルコール・カイピリーニャだけに絞っている。

「本気(ガチ)カイピリーニャ」と張り出されたメニューからも、店主の原田さんのカイピリーニャに対するこだわりがうかがえる。

「カイピリーニャの本当の旨さは、ライムの皮からくるんです。良いライムをちゃんと潰してつくればお酒で喉が焼ける感覚なんてないんです。カイピリーニャは、清涼感が大事です」(南米食堂・原田さん)

原田さんのカイピリーニャの作り方は、ブラジルのトラディショナル・スタイルとも、シェイカーを使うバーのスタイルとも異なる。

「僕はブラジル人だけど、ブラジルで伝統的に行われているつくりかたがベストだとは思わない。チャレンジし続けて、最高の一杯を目指したいんです」(南米食堂・原田さん)

南米食堂

ビールジョッキを使った独特のつくり方は、まさに”技あり”という印象で見ていて豪快だ。原田さん自身も、カイピリーニャづくりは格闘技のようなものだという。

「日本の柔道がブラジルに渡ってブラジリアン柔術に進化したように、ブラジルのカイピリーニャを、ここ日本で進化させたい。日本に旅行で訪れるブラジル人が唸るような一杯を出したいんです。もちろん、「カシャッサ・カクテル・グランプリ」では優勝を目指します!」(南米食堂・原田さん)

「第12回ブラジルフェスティバル」
会場:東京都代々木公園イベント広場
2017年7月15日(土)、16日(日)11:00~20:00
「イーリャブランカ」&「南米食堂」のブース番号:A15,A16
公式サイト:http://www.festivalbrasil.jp/

(文/加藤元庸、写真提供/南米食堂)